トロンボーン。
吹奏楽部に入部した日、部長が決めてくれた。

正直、最初は少しがっかりした。
本当はトランペットが吹きたかったからだ。

でも、直ぐに気持ちが変わった。
トロンボーンで良かったと思うようになった。

とあるトロンボーン教則本の冒頭にはこんなことが書いてある。
「トロンボーン奏者には大酒飲みが多い。」
嘘だと思っていたら、本当だった。


今、ビデオを観ていて懐かしい曲が流れた。
シャロン博士の弾くピアノ曲だ。
「ロンドンデリーの歌」。

ふと、はじめて人前でソロの曲を吹いたことを思い出した。




そのとき吹いた曲の中で「やさしく愛して」も好きだった。



今はもう吹けないけれど。
ときどき夢の中で吹く。

懐かしい。
音楽をやって良かった。
本当にそう思える。