ふと気付くと大きな猫がいる。
もちろん夢の中の出来事。
とても人懐こく、私にスリスリしてとぐろを巻く。
とても大きな猫。
何故か目が見えないようだ。
両眼に何か貼られている。
会話もできる。
誰かに飼われてるのかな。
そう考えると、猫ちゃんの首にプラカードが現れる。
そこにはこう書かれている。
「〇〇〇号室の〇〇、△△△号室の△△、(中略)が共同で管理しています。」
名前はなんて言うのかな。
またプラカードが現れる。
「千と。」
変わった名前だね。
頭の中で(こっちへおいで)と考えると寄ってくる。
なでなですると、確かに生きている猫の感触がする。
夢なので、脈絡もなく場面が次々と変わる。
スーパーの駐車場、公園、友人の家の中、自分の部屋。
ふと思い出して、心の中でまた呼ぶ。
(千と。ちゃん)
すると、毛布の上で千と。ちゃんがもぞもぞと動く。
あまりにも感触がリアルなので、本当に居るのかなという錯覚に陥る。
まさか…。
目を開けるとやはりいない。
そのまま目が覚めてしまった。
また来てくれるかな。
とても可愛くて、人懐こくて、おとなしい猫だった。
きっと来てくれるよね。
千と。ちゃん?