台湾のヒョウタンクワガタたち

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 台湾の国土は狭いものの、クワガタの多様性は高い。

 そのため勉強がてらに、マニアックなことで有名な以下の台湾のクワガタ図鑑を入手した。

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 台湾では電子化が進んでいるのであろうか。
 本としての実態は入手できなかったものの、電子書籍としてこれも入手した。

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 ヒョウタンクワガタ類についての進展について

 過去に5頭入手したヒョウタンクワガタの幼虫は明確な卵巣が確認できず、場合によっては全て♂の可能性が懸念された。

 この時期に一斉に蛹化したため、蛹で雌雄を判別することにした。

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 そこで交尾器の有無を確認してみた。

 ここには、ちょうど雌雄の蛹がいる。

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 赤丸の中央に交尾器があるため♂である。その横は交尾器がないため♀と推測された。

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 結局は、♂が3と♀が2と思われた。ちょうどいいバランスである。


 次にツノヒョウタンクワガタについて

 なお、ツノヒョウタンクワガタとヒョウタンクワガタは別の属である。

 新たに加わった仲間として、タイワンツノヒョウタンクワガタ(屏東県産)がある。

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 ひいき目なのか、このツノヒョウタンは大きくて角も発達していて恰好いい!
 
 さらには、緑島産のラエビコリスツノヒョウタンクワガタも加わった。なお、台湾の図鑑には、このラエビコリスツノヒョウタンクワガタ(比律賓角葫蘆鍬形蟲)は載っていない。

 ヒョウタンクワガタ類以外としては、台湾のマメクワガタ(屏東県産)も入手した。
 しかし、残念ながら日本と台湾のマメクワガタは同じ種であり、区別はできない。

 さあ、次に入手できる肉食性クワガタやツノヒョウタンクワガタは何になるだろうか?