長竿用の掻き出し棒の微調整

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 高所のめくれにいるクワガタを掻き出す場合には、長竿の先に掻き出し棒を装着して、掻き出している。

 長竿は6メートルであり、肉眼で確認できるような高所は6メートルが限界なので、ちょうどいい組み合わせである。

 それよりも高いところは、ドローンを使えばどうなるだろうと、最近思いつつある。

 さて、去年に使用していた掻き出し棒は、これ。

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 掻き出し棒に、それを長竿に装着させるためのW1/2の規格のボルトとナット。

 しかし、これには問題が数点あった。

 その一つとしては、ボルトとナットで掻き出し棒を固定したつもりでも、ときどき緩んでしまうことがある。

 固定した場合には、このように密着はしているのだが。

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 もう一つの欠点としては、金属を多く使用するため、このパーツは重量があり、長竿の先に装着して使用すると、長竿がややたわんでしまい、意外と操作が難しいこと。

 そのため、その欠点の一つである重量削減に取り組んだ。

 そのため、当初は樹脂製のボルトの使用を試みた。

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 しかし、使用2回目で敢え無く折れてしまった。

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 そのため、軽量化は今後の課題として残し、掻き出し棒の固定に注力することにした。

 そこで登場するのが、スプリングワッシャー

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 ステンレス製で、バネの力としては相当なものであった。

 これをボルトとナットの間に入れ、搔き出し棒を固定すると、抜群の固定感が得られた。

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 知っている人にとっては当たり前の道具だろうが、私にとってはびっくりするくらいの効果であった。

 また、このスプリングワッシャーをホームセンターで購入したついでに、もう一つ購入したものがあった。

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 ものさしシール(4つ分)。

 これをクワガタ採集箱に貼っておけば、採集時に簡易測定ができ、余分なクワガタを持ち帰らなくて済むもの。

 採集時にはどうしても、そのクワガタに対する思い入れが入るため、自分で基準を作って、持ち帰る数を減らす努力が必要である。

 また、このシールの面白いところは、一旦貼ってもはがせるようなので、あちこちに貼ることができそうだ。


過去の関連ブログ:長竿専用の搔き出し棒