今年の新アイテム-国立国会図書館 利用者登録カード
ここ最近、日本の報文を入手する便利なところを探してしており、いいものが見つかった。
それが、国立国会図書館による「遠隔複写サービス」である。ネットで注文すると、数日のうちに注文したものが紙として郵送される。
他の複写サービスのものとは、いちいち比較していないが、通常は、ページ数にもよるが、文献複写依頼をすると、1報あたり1000円は覚悟している。しかし、これはその半額程度で済む。
他にもメリットはある。日本語の報文ならば、国立国会図書館は結構な品揃えがある。
なお、年会費は無料であることもありがたい。ただし、2年間、使用実績がないと、登録が抹消される。
さて、登録は、下記のリンクを参照して行う。
そして、登録を完了すると、下のカードが届けられ、ネット上で複写依頼が可能となる。もう、2週間程度で、かれこれ、4報ほど、注文してしまった。
では、このカード(ツール)をどのように用いるのが効果的であるかを少し説明する。
日本の報文の無料の検索エンジンで、便利なのが下のサイトである。
CiNii(サイニイ)国立情報学研究所 論文情報ナビゲータ
(現在は、計画停電のため、止まっていることが多い)
ここで検索できたもの中には、無料のものも含まれている。また、有料のものについては、いろんな複写サービスのもので複写依頼できる。CiNii自体にも複写サービスがあるが、年会費が必要な上、複写料金も高かった。
はやり、この国立国会図書館での複写依頼が私のお気に入りだ。
ついでに英文についての無料の検索サイトの紹介しておく。
PudMed U.S. National Library of Medicine National Institutes of Health
最近は、海外の報文は、結構、無料となっている雑誌が増えており、検索の結果、無料のものは、その表示がなされ、簡単にPDFとして入手できる。
これらを駆使すれば、ある程度の報文は入手することができる。
今までは、日本語の報文の入手方法が苦手だったので、このカードのお陰で、格段に勉強ネタが進むことを期待している。