久しぶりのブログ更新となりました・・・m(__)m

今日は中学生の卒業式です!

あいにくの雨でしたが、皆さんおめでとうございます㊗️

そして、明日は公立高校一般選抜の合格発表日です!

良い結果になりますように!



今日から昨年度、通塾していたとある生徒の成長物語を紹介していきます!


自立学習RED南草津教室では毎年、塾での学習を通じて、自立学習をよく理解し、成果を出して高校へ羽ばたいていく生徒がいます。

その中でひときわ、苦難に負けず頑張る愛弟子を私は「シンデレラ」と呼んでいます。


昨年度は、受験生全員が第一志望校合格という偉業を達成して、全員を愛弟子だと思っていますが、特に良く私の指導を理解して大きく成長してくれた生徒“達”をご紹介します。




〜出会い編〜

○1人目のシンデレラ

出会いは1年生の時でした。

どの教科の点数も平均的で、何かの教科が特出して困っているという様子もなく、今通っている塾でお月謝の割には成長が感じられない、そんなお話だったと記憶しています。

笑顔が可愛らしい女子生徒で、人当たりもよく、私への受け応えもハキハキとしていて、勉強の仕方さえ身につけば結果はすぐに出るだろう、とそんな第一印象でした。

入塾当初は、授業が始まっても髪の毛が気になったり、ペンを回して集中できない様子で笑

ポテンシャルはあるけれど意識が前に向かない、そんな生徒でした。

数学で体験してそのまま入塾、そこまで日が経っていない中、国語も追加受講、その時通っていた英会話もやめて英語追加受講と2年生1学期から週3教科受講が始まりました。

宿題も忘れずにこなすし、先輩達に混ざって国語力トレーニングも嫌顔なく笑顔でこなす、褒めるとさらにやる気が増して成長がとても楽しみな生徒でした。

特に本人は自覚していないものの、数学的思考にとても秀でていて、テスト結果が信じられない程のポテンシャルを持っていました。

事あるごとに褒め、自信を付けるという意識をしていた記憶があります。

ただ、その時あまり同級生がREDに通塾しておらず、若干寂しい想いをさせてしまっていた時期でもありました。

(次回へ続く)


○2人目のシンデレラ

1年生の冬季講習の募集時期に初めて出会いました。

連続で2コマ受講すれば1回の通塾で済むのに、わざわざ1コマ間を開けて、1度帰ってからまた来るという、休憩室があるREDではあり得ない通塾の仕方をした男子生徒でした。

そこまで近いという距離ではないのに必死に行ったり来たりする様を冗談まじりに茶化しても、絶対に変更しませんでした笑

体験中は、面談の時もそうでしたが、あくびが止まらない生徒でした笑

いつも眠そうにしていて、ミスが多く、そのミスを何とも思っていない、そんな印象でした。

体験が終わると、やっぱり自分で頑張れるから、と入塾せず、しばらく日が経ちました。

2年生の終わり頃に、学校前でチラシを配っているとひょっこり苦笑いしながらこちらを見ていました。

「勉強頑張ってる?困ったら来いよー」と、声を掛け別れるとすぐにお母様から問い合わせがありました。

体験授業の時のような少し変わったところもあり、それを貫く頑固さもあり、でも一度授業が始まるとスッと指導を受け入れる素直さもあり、危なっかしいようなしっかりしているような、性格は掴みにくいと感じました。

成績は平均点よりやや上、点数以上に基礎知識はしっかりしていて、ただ間違いを全て凡ミスの一言で終わらせてしまい、わかったわかった、と、どんどん次に進みたがる男の子に多いタイプで、しっかりと学習管理をしてそれが定着したら一気に点数が上がる、そんな印象でした。

(次回へ続く)


○3人目のシンデレラ

初めて出会ったのは、2年生の終わり頃でした。

お母さんに連れられて、チョコンと座って話を聞いている華奢な男子生徒でした。

成績は平均点を遥かに下回り、困っている様子でした。

体験授業では授業開始数秒前に到着、授業中も質問はせず理解している・していないに関わらず淡々と学習を進める、終了のチャイムとともに宿題プリントをぐしゃぐしゃに鞄に詰め込み、かばんのチャックも閉めずに走って帰っていくという、誰ともあまり関わりを持ちたくない、と感じさせる行動に、帰り際には決まって私と話をし続けたい先輩RED生から「イケメンなのに変なやつ」と言われていました。

ただ、私は「何かを隠している」と確信していました。

おそらく、「自分は優等生だ」と見せかけているようなキャラ設定を今はしているのではないかな、そう直感しました。

ネタバレしますが、この直感がもちろん外れることはなく、入塾間も無くしてこのメッキが剥がれることになるのですが、彼がそういったキャラ設定をしていた理由は物語後半で・・・

中学生が私に隠し事ができるわけもありません。

かばんの汚さ、筆箱の汚さ、ノートの取り方、姿勢、目線、雰囲気、空気、顔色・・・

じーっと見なくても分かります。

まだこの時には、本人には何も告げることなく、キャラ設定に付き合ってあげていました。

(次回へ続く)


本当は物語調にして小説にしようとか、色々な構想があったのですが、今回は3つのストーリーが同時進行する特別回です!


どこかに成績アップのヒントが隠されているかもしれません。

是非、次回もお楽しみに!

それでは今日はこの辺で!