《あらすじ》※※※※※
ピーピングトムのライヴが終わり、いよいよBTL決勝戦。
思った以上に無名バンド時に起こるフェス恒例の‟トイレタイム”で観客が完全に引いてしまう。
そこに現れたのは先攻の『生きし地に 陽見入り居』のトヨタ。
ステージに上がる前にトヨタは震えていた。
なぜなら、この日は彼が27歳 最後の日だったからだ。
クロスロードで契約を交わした彼は今日中に『伝説』を残さないと死んでしまう。
彼にはエイミー・ワインハウスが憑いている。
歌い始めるとその声は次々と観客の心を撃ち抜き、会場は瞬く間に超満員となる。
彼女と出会ってからの記憶が走馬灯のように思い出される。
トヨタとエイミーの想い(愛)は大きな うねりを上げ、地を這い会場を飲み込む。
果たして『伝説』を作ることができたのか?
彼は生き延びることができるのか?
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まるまる一冊(一巻) トヨタ回でしたね。
時計の針が首元に当たる表現が、今の状況を如実に表していて秀逸だった。
自信はあっても、やっぱり怖いよね。
クロスロードの契約者で伝説を作れずに死んでしまったのは現在分かっているのはシオリ姉の彼氏(ダットさん)だけだけど
MGレーベルのCEOが言うには「まだ誰も成し得ていない」んだそう。
トヨタはジミが言うように伝説のライヴをやったと言える・・のかな?
誰が「達成した」「達成してない」って判断するんだろう?
個人的には是非、生き残ってほしいなと思います。
そうなればシオリも生き残れる可能性を感じられるから(もちろん伝説を残してくれると信じているけど)。
今回、シオエクメンバーの家族が勢揃いしましたね。
目黒とコスモの家族以外全員かな?(黒ハットの男性は誰?)
そういやメンバー回で ちょこちょこ家族も出ていたものね。
JB先生も日野先生も久しぶりな感じ。
すばる先生がいないのが寂しいけどね。
あ、霊が視える忍がエイミーに気付いて怖気づいていたのが気掛かりでしたね。
その凄さが否が応でも解ってしまうからかな。
それでなくても大きなコンテストの決勝戦だもんね。
高校生だし平静ではいられないよね。
新曲を引っ提げたシオエクは、この後どんなライヴを魅せてくれるのか?
そしてシオリのいる『The 27 Club』の今後は?
んー!早く次号が読みた~い!!