『すずめの戸締まり』 | From Rabbit House

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先週の金ローで新海誠監督の『すずめの戸締まり』がTV放映されたので観ました。

 

『君の名は。』『天気の子』につづく災害ファンタジー第3弾ってとこかな?

 

『君の名は。』では隕石、『天気の子』では豪雨、そして今回の『すずめの戸締まり』では地震を扱っています。

 

空が本当に綺麗だなぁ

公式サイト様から画像を

スクショさせて頂いています

(以下、同じ)

 

 

宮崎から愛媛~神戸~東京~宮城~岩手へと被災地を巡る旅は、もろに実際に起こった震災を想起させ

 

特に東京~東北の3.11を彷彿とさせる描写は胸がザワザワするほどでした。

 

思わず泣いてしまった。

 

東京の上空を大きなミミズ(地震の元となるもの)が渦巻いているのを見たダイジンが嬉々として「人が死ぬよ」と言っているのは、かなり焦りと恐怖と怒りを感じました。

 

一切、被災したことのない私ですら観ていて辛く感じたので、経験された方は観るのが苦しかったのでは?

 

 

今回は特に解りやすい作品でしたね。

 

災害と人柱

 

この作品では『要石』という名を使っていたけれど、猫の姿をしたダイジン(サダイジン)は神みたいな存在であり

 

災害を抑えるための役割を担う人柱のようなもの。

 

 

冒頭、鈴芽が何も知らずに要石であるダイジンを抜いたから、地震を起こさないように代わりの要石が必要となり

 

草太の体が徐々に動かなくなり要石へと変貌を遂げようとする。

 

そこで草太の代わりに鈴芽が要石になろうと決心するも、結局はダイジンが要石に戻るのだけれども。

 

 

古来から風習として洪水や干ばつなどの天候不良や災害の際は神への人身御供として生贄が必要でした。

 

もしかしたら人知れず、今でも残っている所もあるのかもしれない。

 

現在も誰かの犠牲があって人々は平穏に暮らせているのかも。

 

そんなことを感じさせられる作品でした。

 

 

 

主人公役で俳優の原菜乃華ちゃんと松村北斗くんが声をあてているのは知っていたし、観ている最中に伊藤沙莉ちゃんの声は特徴があるから判ったけれど

 

エンディングを見て「え?深津絵里?染谷将太??神木隆之介???」ってなりました アセアセ

 

出演されているのも知らなかったし、全然 判りませんでした。

 

また今度、改めてにも注目して観てみたいと思います。

 

 

昨日、宮崎で震度5の地震がありましたが、被害が少なかったのか?あまり続報もないようで。

 

台湾でも先日大きな地震があったし、なんだか怖いですね。

 

防災バッグや避難経路、もろもろチェックし直さなきゃな。