霧雨が降ったり止んだりを繰り返していましたが、そんな中 今回のメインイベント『地獄めぐり』をしました
旅計画では もし大分に行くなら『別府 地獄めぐり』にしようと思っていたのですが、予想気温も高い(30℃近い)のに更に地獄の熱気で汗ダラダラになりそうだし
何と言っても「コロナ明け」且つ スーパー観光地で人が(訪日外国人含む)多いだろうなぁという懸念もあり今回はパスしました。
雲仙地獄は混雑も閑散ともしておらず、程よく観光客がいて良かったです
『温泉神社』付近に数か所 駐車場があります(1回500円 ※地獄の見物自体は無料)。
そこへ車を停めて徒歩にて散策。
見よ!これが地獄の一丁目だ!!(嘘)
もうモクモクすごい湯気(噴気)が辺り一面に立ち込めていて、硫黄の刺激臭がヤバイわ 熱いわで大変
(ここは山の上で気温は低めだったので、そこまで熱くも・・いや、湯気に当たると結構 熱い)
湯けむり橋でパシャッ
真っ白w
『清七(せいしち)地獄』
江戸幕府がキリシタンに「踏み絵」をさせて信者を ここ雲仙で処刑したらしいんだけれども、「清七」という男が処刑された頃に この地獄が噴出したそう。
地面のいたるところでガスが噴き出し、グツグツ・・ブクブク・・と音を立てて煮えたぎった あぶくが湧き出ています
まさに地獄の様相。
結論から言って、この入口付近が一番モクモクが凄かったです。
時間のない人は、ここを見るだけでも十分かと(この場所だけ夜間ライトアップもあるそう)。
遊歩道には色んな木々があり、森林浴も楽しめます。
↑の画像はシャシャンボというツツジの仲間。
野鳥の鳴き声も聞こえます(ウグイスがホーホケキョと大きな声で鳴いていました)。
硫黄ガスから逃れられる、束の間の休息(安全地帯)。
こちらは『雀地獄』
ガスが水中で はじけた時のピチピチという音が、まるで雀がたくさん集まって鳴き騒いでいるかのように聞こえることから この名が付いています。
動画お借りしました
休憩舎
温泉たまごなどが販売されています
ランチ後、満腹で食べられなかったー!
『お糸地獄』
密通したあげくに夫を殺害した「お糸」という女性が処刑された明治3年に生まれた地獄だそう。
休憩舎の看板猫
イカ耳気味だけど、ガスが臭くて
辛いんじゃなかろうか?
『雲仙地獄足蒸し』もありました。
靴を脱いで板に足を乗せると、地熱が感じられるというもの。
先へ進むとゴツゴツした大きな岩がゴロゴロありました。
その一角にあるのが『真知子岩』
昭和29年公開の映画『君の名は』のロケ地となった場所(若い人は このタイトルでアニメを思い浮かべると思うけど、アニメとは無関係)。
主人公の名が真知子で「真知子巻き」が女性の間でブームになりました。
『大叫喚地獄』
ゴウゴウと音を立てて噴気を上げる様が、まるで地獄に落ちていく人の叫び喚いた声に聞こえることに見立てて名付けられたと考えられています。
雲仙には30ヶ所の地熱地帯がありますが地獄的景観の筆頭がこの『大叫喚地獄』で、最も火山活動が活発な地帯。
噴気は30~40mにも上り、120℃もの高温の水蒸気で硫化水素ガスを含んでいるそう。
この先にも地獄(『泥火山』など)があるのですが、ガスにやられたのと山歩き(山登り)で疲れたので行かずに引き返しました。
緑色の川のよう。
地獄のあちこちにケーブルが張り巡らされていますが、夫いわく「これ工事した人、(熱い中)大変やったやろうね」と。
『地獄地蔵』
お地蔵様が地獄を見守るように(?)立っていらっしゃいました。
湯けむり橋
(1枚目の画像の反対側から撮影したもの)
雲仙地獄MAP(※雲仙観光局HPからスクショしています)
※地図は拡大できます
今回、私が行った所を赤枠で囲い、行ったルートを青線で辿っています。
もちろんマスクはしていたものの、元々ワンコ並みに匂いに敏感で耐えられずに口呼吸していたので余計にしんどくて
あんまり回れなかったのが残念だなぁ・・
「温泉神社」につづく・・。