昨日 あまりに救いのないことを書いてしまったので、明るい未来のことでも考えようw
※映画レビューではありません(内容をほぼ覚えてないので。ただバクホンの曲を載せたかっただけ)
脚本・監督:黒沢清、主演:オダギリジョーの映画『アカルイミライ』
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もう随分 昔に観たけど(20年前の作品)、内容は忘れていて 増殖して川を流れるクラゲの印象しかない。
なので先ほどwikiで あらすじを読み「あーそーだったなぁ」と朧気ながら少し思い出したものの、結局よく解らない映画だったなぁ・・と。
猛毒アカクラゲが雄二(オダギリジョー)などに代表される鬱屈した若者の比喩っていうのは分かるんだけど。
子どもの頃から藤竜也さん好きだったなぁ
やっぱ髭と渋さ(ダンディー=大人の色気)
が好きだったんだろうな
最後の高校生の集団(チェ・ゲバラTシャツ)の中に松ケンやユージがいるんだよね(観ただいぶ後で知った。映画『デスノート』より3年前の松ケン)。
加瀬亮も出ていたな(若いな。映画『それでもボクはやってない』の4年前か)。
今は当時とは違う視点で 新鮮な気持ちで観られるかもしれないので、また改めて鑑賞してみたいなと思います
サムネ中央の金髪(左)が松ケン
店内では手前にいて「あ!!」って立つ子
ひとりだけ白っぽい靴を履いて
白シャツを はだけてなくて
道端の段ボールを最初に蹴るのがそう
このラストシーン、道路を闊歩する若者は まさに川から海へと向かっているクラゲのようだ。
しかし果たして本当に向かっている先は海なのか?
バーンと「アカルイミライ」とタイトルが出て、こんな若者たちにでも明るい未来が待っているのだと視聴者に一瞬 希望を抱かせながら
最後の最後に引きの映像でスタッフなどが映し出され、これが映画=虚構であることが示唆される。
そこには「実は虚像だ(そんなものは存在しないよ嘘っぱちだよ、明るい未来なんてないよ)」といった監督からの“真のメッセージ”が隠されているのかも?
知らんけどw これって、ひねくれている私の「穿った見方」なんだろうか?
映画も主題歌も「アカルイミライ」とは程遠い暗い作品だけれど、現状が暗く辛いからこそ皆 明るい未来に想いを馳せるのだ。
そんなものが訪れることはないと薄々解っていようとも、今を生き抜くために。
THE BACK HORN『未来』
静かな曲調だが大サビの叫びに
力強さと切なさを感じる