『明け方の若者たち』 | From Rabbit House

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思うまま感じるまま。

朝ドラの『カムカム-』が終わった流れで、なんとなく見ている『ちむどんどん』があまりに酷すぎて

 

このままじゃ黒島結菜ちゃんを嫌いになっちゃうアセアセと思い

アマプラで映画『明け方の若者たち』(主人公(北村匠海)目線)

 

 

スピンオフの『ある夜、彼女は明け方を想う』(彼女(黒島結菜)目線)をセットで鑑賞しました。

 


『ちむどん』と違って、煩くない都会の美しい黒島ちゃんが見られましたが、役柄最低でしたw

 

青春群像劇かと思っていたけど、思ったより暗くてドロドロだったなタラー

役に恵まれてないの?

これ 役のせいで、黒島ちゃん大嫌いになる人いるんじゃないの??大丈夫なの?

 

(『ちむどん』は主人公なのに、視聴者にかなり嫌われてるし。脚本と演出が悪いよね。新聞社に場面が変わって、だいぶマシになってきたかな?)


映画は途中まで(付き合い始めで楽しくてキャッキャウフフピンクハートしてた頃)

 

なんだか青春だねぇ・・と微笑ましく思っていたのだけれど

 


 

(恋愛や友情もあれば(←親友(井上祐貴)が最初から最後まで とにかく良いヤツ!!)

 

就職して思い描いていた職場とは違う現実も描かれている。

 

ちなみに『ちむどん』に頼りがいのある新聞社のデスク役として出ている山中崇氏が、この映画では ちょっと嫌な上司役で出ている)

 


 

所々不穏な空気が流れて、二人が切ない顔をし「いつか終わりがくる」ことが示唆されているのですが

 

映画の半ばで「とある事実」が判明します!!

 

以下ネタバレ。

 

初めは『君の膵臓を食べたい』みたいにヒロインが病気で命が長くないのか?と思っていたら

なんのことはない、彼女は実は既婚者で海外赴任した夫が帰ってくるまでの数年間のアバンチュールだったわけですハッ

その夫が帰国するから お別れしなければならないのです。

 


何も知らせずに不倫したのなら最悪だけれど、最初に出会った時に全て話しているからね。

それを承知の上で主人公が「俺と一緒にいると楽しいと思うよ」って誘ったんだから、まぁ どっちもどっちなわけですよガーン


原作にはない(書き下ろしらしい)スピンオフを観ると、夫(若葉竜也)は普段は優しいけれどDV傾向があるし

 

妻(黒島結菜)は悪くない?みたいな見せ方もしているけれど、圧倒的被害者は不倫されただよね。


(若葉竜也を使っているぐらいだから一癖二癖あるとは思っていたけど。激昂して妻の胸倉を掴むし、壁を殴る。

 

一応その原因を作っているのは妻なんだけどね。DVはもちろんダメだけど。2人には話し合いが足りない)



 

主人公が年下彼氏で純朴で、北村匠海が演じていて仕事面もうまくいかずに気の毒に見えた人もいたかもだけど、

いくら彼女が目の前から突然消えようが最初から分かり切っていたことだし、決して被害者じゃないから。

彼女と同罪だからね(「可哀想」ってレビューも多かったので)

 

(ちなみに別れた後の主人公を慰める風俗嬢役として佐津川愛美ちゃんが出ているけど、『ちむどん』でも にぃにぃ(竜星涼)と絡みがありそうだね。

 

つか、役者がかぶりすぎじゃない?)



でも、黒島結菜の圧倒的な美しさ(&北村匠海の可愛さ)から「決して許されはしない」けれど

 

こんなこともあるのかな?なんて思っちゃう自分もいる。

あー美人(&イケメン)って、やっぱりだなぁw

 

(個人的に北村匠海は好きだけどイケメンとは思わない。『重力ピエロ』の北村匠海(子役時代)が至高♪)


一番印象に残ったのはラストに友人が言った就職したての頃が、なんだかんだいっても一番楽しかった

人生のマジックアワーだったんじゃないか?」みたいなセリフです。

 

(※マジックアワー=夕日が沈んだ後、或いは朝陽が昇る前のほんの数十分ほどの、薄明りで一番美しいとされる魔法のような時間帯のこと)

 


 

お金はそれほどないけど時間体力はある。

朝までオールできる。

友人らとを語り合っていた希望に満ちた時間。

歳をとると、そんな なんでもないことがキラキラしていて かけがえのない時間に思えるんですよね デレデレ


夜が明ける前。

街が動きだす前の、あの静かで ひんやりとした空気感。

そんな時間を共に過ごした人たち。

不倫云々は置いといて、なんだか20代の頃を強烈に思い出させるような映画でした気づき

 

 

映画自体はオススメしませんが、『ちむどん』よりは黒島ちゃんが綺麗だったしイライラはしなかったので良かったかも・・。