ラジオで流れていて数週間前に初めて知ったバンド『w.o.d.』
耳にするたび「おっ!?」と思い、ようやく昨日検索して色々動画を観てみました。
最初に観たのが『踊る阿呆に見る阿呆』のMVで、サウンドはかっこいいんだけど
「ちょっと違うな(ていうか、Vo.の顔と声が ちょっと苦手←致命的)」と思ったのですが
その後、こちら↓を観てライヴだと「見た目も声も だいぶマシになるな」となって(かなり失礼なこと書いてる)
w.o.d.『DRIP TOKYO』
更に客入れしたライヴハウスでのライヴだと、照明も相まって「かっこいい」にまで昇格 (絶対Vo.黒髪の方がいいと思うんだけど)。
私は単純に3ピースバンドが好きで
ギタボ&ベース&ドラムのオーソドックスな(生音)楽器編成が好きで
ベースがピック弾きしているのが好感度が高いんだけど、このw.o.d.は まさにそんなバンド。
いわゆる昔(80年代~90年代)のロックバンドを踏襲した感じで。
最近のボカロ的なPC音楽に辟易していたので
でも色々曲を聴いたけれど、久々に聴くグランジっぽい(今どきっぽくない)音に私の耳が反応しただけというか
キャッチーで若者には受けそうな感じはするけれど、なんだろ・・・J-POP感が強いんだよね(『1994』とか)。
Vo.はニルヴァーナやバンプ(オブチキン)やアジカンが好きとのことで、その影響が全て曲に表れている。
更に衣装でパジャマを着てるの、ちょっと恥ずかしい(まぁカートが好きなんだろうねーって解るけど)。
もっと見た目も音もオリジナリティを出してほしいかなって感じ。
でも まだ若いので(つっても、もう今年で27歳?みたいだし言うほど若くもない)、これから化ける事を願って見守りたいと思います
私は『Fullface』とか
『THE CHAIR』が好き(歌詞はちゃんと聴いてないのでサウンドだけで判断)。
ベースがカッコイイんだよね。
で、グランジと言えば・・の流れで小林太郎の初期をまた久々に聴いたけど、かっこいいなぁ。
小林太郎『ドラグスタ』
今はなんか「ゲーム音楽の人」みたいになっちゃってて、ファン層もだいぶ変わってきちゃった感があるけど。
生きるためには仕方がないのか
聴いていた時、夫が帰ってきて
夫「なんか(曲)聴いたことある」
私「小林太郎よ」
夫「小林・・・ん?裸ネクタイの人?」
私「誰?それ?」
夫「ギターマガジンに昔よく載っとった・・小林なんとかってギタリスト」
私「裸ネクタイは絶対違うけど・・・(検索中)
あった!小林信一って人」
夫が言っていたのはこの方でした
見たらそんなに裸ネクタイでもなかった。
めっちゃ高速弾きの演奏動画もあるけど普通に服を着ていたので(アイコンは裸ネクタイなのに)。
夫「俺なら下も履かんで全裸にネクタイだけにするけど」
私「いいね、それ動画でUPしよう。(ナニが)見えたらモザイク処理すればいいやん(まぁギターで隠れて見えないだろうけど)」
夫「いや、長いネクタイを股間から後ろまで回す」
と、くだらない話に終始w (いつも夫バンドの演出では、メンバーと こんなくだらない話ばかりしている)
そこから夫と一緒に夕飯時も、その後もずっと音楽(パンク)の動画を漁って久々“パンク談義”をして楽しかったです。
夫の中ではパンクとハードコアは全く違う音楽で、「ハードコアはパンクではない」というのが夫の持論なんだけれど
私は広義でハードコアもパンクの一種で同じと見なしています(もちろん違うっていうのも解るし、確かに違うんだけど)。
私はハードコアが(ハードコアも)好きだけど、夫は正統派パンクが好き。
夫「パンクは実は元々上流(中流)階級の人間がやっていた(クラッシュのジョー・ストラマーとか親が外交官)」
という話から
私「騙されとった(今はパンク演ってる人間は意外とインテリが多いと知っているけど、高校生の頃は底辺の人間が反骨精神からやっていると思っていた←これも間違いではない)
上流階級とか、そんなん上から目線やん。
そんなヌルイ環境におったらヌルイ音楽しかできん!
だけ(=だから)○○(夫)もヌルイんよ」
と反発。
夫「やけ(=だから)そういう底辺(労働者階級)の人間はハードコアなんやと思うよ。
俺はパンクで○(私)はハードコアなんよ」
という結論で〆ましたw
(↑は精神面の話でもあるけど、実際に夫実家はバブル景気でお金持ちだったし、うちの実家は貧乏だった。だから、お互いそういう音楽が好きなんだ・・と。
※完全にネタ会話で夫がモラハラとか、夫がうちの実家を貶めているとかいう話ではない※)