今朝5時半頃、ツバメの巣を確認したところヒナが4羽 目視できました。
今朝は写真を撮っていないので、昨日の夕方の巣の様子↑
(この感じだと横向きのヒナの下にもう1羽いそうなんだけどな。下敷きになって可哀想だけど)
こんな感じで今朝もヒナは窮屈ながらも元気で、親ツバメも雨の中 頑張って餌を運んできていました。
今日は結構激しい雨だし「残ったヒナ達の巣立ちは延期かな~・・」と思って、8時過ぎに再度 巣を確認すると・・・
巣は、もぬけの殻
この雨の中、一斉に巣立ったの???
反対側に回ると
巣が壊れているような・・・。
嫌な予感。
カラスの仕業??
同じアングルで検証してみました。
6/17の巣の様子↑
6/22の巣の様子↑
赤部分、少し巣が欠けています。
ヒナが糞をしたり親ツバメが餌を与える時(夜眠る時)などに巣の端に足をかけるので、少しずつ壊れていくようです。
そして今日6/25の巣の様子↑
ヒナの羽ばたき練習や体が大きくなったヒナの出入り等で崩れたのか?更に青部分が欠けています。
なので いきなり今日、ガバッと壊れたわけではなさそう。
なによりカラス対策でカラスは巣には近づけないはず。
巣の下を色々見て回りましたがヒナやカラスの羽根、壊れた巣の欠片、落ちたヒナ等はありません。
家の前の道路にふと目をやると、なにか物体が・・・。
よく見るとツバメ(恐らくヒナ)の死骸でした
カラスに襲われたよう(カラスの鳴き声とか暴れるような音とか一切なかったんだけどなぁ。ヒナ達がピーピー騒ぐ声とかも・・)。
夫に話すと「飛ぶ時に失敗して落ちたところを車に轢かれたんやない?」と。
確かにそれも一理ある(家の前の道路は車の通りが多いし、飛ぶ高さが足りないとダンプに はねられる)。
一緒に確認してもらいましたが「あー・・・カラスやろうね・・・・」と。
二人の見解としては
巣から飛び立ったヒナを(巣が狙えないのでヒナが飛び立つまで)ずっと機会をうかがっていたカラスが襲って、
それに驚いてパニクった他のヒナ達が一斉に逃げ去った。
1羽のヒナが犠牲になって、他のヒナを救ってくれた。
他の皆は逃げきって、きっと どこかで元気に生きている。
そう思うことにしました。
これも自然の摂理。
悲しいけれど仕方がありません。
他のヒナ達が生きていたとしても、もう危険とみなして この巣に帰ってくることはないかな?
こんな結末になって本当に残念です。
もし5羽のヒナ全てが無事に巣立っても、渡りまで生き残る確率はたったの13%なんだそう。
ほとんどが生きていけない(1羽いるかいないか)、そんな厳しい世界なのです。
自然って残酷。
でも大型の鳥などは小型の鳥を捕食しなければ生きていけないし、皆生きるのに必死なので責めることはできません。
非常に自分の無力さを痛感しますが「今まで我が家にいてくれて ありがとう」とツバメ親子に感謝したいです。