私は惰性で中高時代を終え、そのまま浪人生となりました。
私の人生の中で最もつらい時期でしたし、最も影響が大きい時間でした。
私は河合塾に通っていました。河合塾でのクラス分けはまあ学力にしたがってということではありますが、出身高校も影響があるようで、相当高いレベルのクラスに入ってしまいました。・・・ハイハイ、ついていけるはずがありません。
本来ならばクラス替えをお願いすればよかったのですが、私はそれもせずに予備校のほとんどの授業を放棄して、自学自習に切り替えました。
実はこれがある程度功を奏します。落ち着いて自分なりの勉強をしてみると、参考書の内容がどんどん理解できていきます。私は英語は苦手にしていましたが、数学・物理・化学に関しては、浪人時代には一度も偏差値70を落としたことがありません。特に物理は無敵になりました。
しかし、結局第一志望には合格できませんでした。その理由はよく分かっています。最後まで自分を信じることができなかったのです。
自学自習は自分に合ったスピードで、自分なりの理解を深めることができたのですが、コーチングを受けている場合と比較して自分の欠点に気が付くことが難しいということがあります。もちろんその不安を払拭するためにも、最大限の努力はしたつもりでしたが。
学力うんぬんではなく、自分に負けたという方が正しいと思います。
簡単に書きましたが、実はこの1年は想像を絶するものでした。体重は当初92kgありましたが、62kgまで落ちました。体調は良くなかったのですが、大学に入学して直後の健康診断で腎臓に異常が見つかりました。幸い大事には至りませんでしたが。
本当にこの浪人生活でのことが、今の仕事に役立っています。後から考えてみれば、いろいろな手段があったはずなのに・・・って思うことがあります。
私が今、浪人生を指導して助言をしてあげることは、かつての自分に助言したいことを言っているという部分が多いです。