サブタイトルにあるように、「120の腕前なのに、80台で回る」って言葉に魅かれて、買いました。何年か前に「断る力」で一世を風靡した勝間和代氏です。

 

ゴルフは、その人の生き方や考え方を反映すると言います。

勝間氏のゴルフは、考えるゴルフです。

今ある手札で、どうやったら、スコアを減らせるか、

どうやったら、ハザードに入れずにまわるか

ミスったときのその理由を考え、どうアクションするか

仕事でよく見るPDCAという言葉が出てきます。

気づきをすべてメモをとり、

それをプレーのシーンに分けて分析し、

どのようなプレーをすればよいか計画し、

実行し、結果がどうだったか確認し、

失敗したらどうするか考える。

ビジネスとゴルフとよく似ているを地で行くようなことを

書いた本です。

 

この本の中に、

「ゴルフは英会話にとても似ている」とも書かれれています。

「英語はある程度のボキャブラリーがなければ会話ができません。

ゴルフもある程度の経験、知識がなければプレーできません。

要は、経験、知識をある程度増やしてい行けば

突然できるようになるのです」

というようなことが書いてあり、そうなのかもしれないとも

感じます。

 

「コーチが教えてくれるのは、文法(打ち方)で

ボキャブラリー(細かい技術)も

イデオム(状況に応じた対応)も

そして

会話経験(ラウンド)も豊富にないと

上達できない」

なるほど、そうだなあと思います。

 

最後に、実際に外国人を前にして、

文法を気にしてばかりでは話せないように、

多少の打ち方を気にせずに、

実践英語ならぬ実践ゴルフに

すればよいというと、

あとは、どれだけ経験を積むかということに

なるのでしょう。