むだ毛処理=女性の悩み、と思われがちですが、近年では男性が永久的脱毛を行なうケースが増えています。忙しい方にとって、毎日のひげ処理にかかる労力や、時間はとても無駄。永久脱毛をすることで、普段のひげ剃りが楽になり、かみそり負けなどの悩みからも解放されます。

こんな方にお勧め
・ ひげが濃く、剃った後が青い。
・ ひげ剃りに時間がかかる。
・ 一日に2回以上のひげ剃りが必要。
・ 肌が弱く、カミソリ負けをしてしまう。
・ ひげを格好良く生やすために、部分的に薄くしたい。

医療レーザーによる、ひげ脱毛の流れ
1.マーキング
ひげの脱毛したい部分、残したい部分を決め、印をつけます。
最初の1~2回は全体を脱毛して、3回目以降にデザインに合わせて脱毛する方法が人気のひげ脱毛方法です。
2.局所麻酔
ひげは毛が剛毛で肌が敏感なため、痛みを強く感じるようです。
はじめの3回は塗るタイプの麻酔を使って脱毛し、ひげがだいぶ薄くなる4回目以降から麻酔なしでひげ脱毛をする方が多いようです。
局所麻酔をするとひげ脱毛の痛みがかなり和らぎ、楽に脱毛できます。
3.ひげ脱毛
ひげ質・肌質を拝見し、レーザーを設定します。
麻酔をしていると、痛みはほとんどありません。
4.薬の塗布・冷却
ひげ脱毛直後の肌は軽い炎症を起こしているため、炎症を抑える薬を塗って、冷却します。
家庭用脱毛器には、抜くタイプと、剃るタイプのものがあります。
家庭用に作られた電気脱毛器や、最近では、家庭用レーザー脱毛器まであります。
間違ったやり方でムダ毛処理はトラブルの原因になります。
それぞれの特徴や注意点などについてよく知っておく必要があります。
抜くタイプの脱毛(電動脱毛器・毛抜き)
メリット
毛根から処理が出来れば綺麗な仕上がりになります。
剃る場合に比べて処理頻度も少なくなります。
他の方法に比べて肌への負担も比較的少ないようです。
最近は抜くタイプの電動脱毛製品の登場によって、短時間に痛みを和らげながら処理することが可能になりつつあります。
デメリット
毛抜きで行う場合は、1本ずつの処理になるので手間と時間がかかります。
また、脱毛直後には、毛の抜けた部分を修復するために毛穴周辺部を中心に皮膚の血行が活発になり、肌が赤くなる場合があります。
トラブルとしては、毛穴に細菌が入って炎症を起こしたり、皮膚の再生が早いと埋没毛になったり赤いブツブツになったりすることです。
ポイント
・お風呂上りに行うと毛穴が開いている為、毛穴に負担がかかりにくく痛みが軽減される。(お風呂場で行うと細菌が入る可能性があるので避けましょう。)
・毛の流れに沿って抜く方が痛みが少なく、炎症も起こりにくい。
・肌が引っ張られないように抑えながら抜くと痛みや炎症が少なくなる。
・肌が赤くなったときは、清潔な冷たいタオルなどで冷やし、火照りをおさえる。
剃るタイプの脱毛(かみそり・シェーバー)
メリット
安全かみそりやシェーバーは一度に広範囲のムダ毛を処理できる手軽な方法です。
操作が簡単ですから安心して使用することが出来ます。
また、抜く方法に比べて痛みがほとんどありません。
デメリット
表面に出ている毛のみを処理するので、すぐに生えてきてしまいます。
刃物で肌をこするので、皮膚への負担も避けられません。
処理する回数も多い為、男性に見られる髭剃り負けのような症状が出ることもあります。
剃ると毛が濃くなると言うのは一般的には間違いだとされています。
毛の先が細くないので濃く見えるのですが、濃く見えてしまうというのは確かに問題です。 毛の本数が増えるということはありえません。
ポイント
・毛の流れに沿って、優しく剃ると炎症が起こりにくい。
・毛は水分を含むと柔らかくなるので、お風呂やシャワーを浴びてから剃るほうが良い。
・清潔で切れ味の良い刃を使う。
・石鹸・ボディソープを使って剃ると肌荒れ・乾燥の原因になることがある。自分の肌に合うプレシェーブ剤を使う方が良い。
・シェービング後は、ローションなどでうるおいを与える。
家庭用電気脱毛・レーザー脱毛
メリット
エステや美容クリニックに行く手間が省け、金額的な負担も少ないのが魅力です。
うまく出来れば綺麗な仕上がりで、長期的な効果も期待されます。
デメリット
一本一本丁寧に処理していく為、とても根気のいる方法です。
電気脱毛の場合、毛穴に針を入れるので、細菌が入って炎症を起こさないように細心の注意を払う必要があります。また、やけどや感電などの危険もあります。
レーザー脱毛器では、脱毛部位や出力の調整を間違えるとやけどや炎症を起こす危険があります。
ポイント
・良く製品の使用法を理解し、安全を最優先にする。
・効果の疑わしいものが多い。
・異常を感じたら、使用を止めて皮膚科に相談する。
よくある脱毛Q&A

Q.エステでもレーザー脱毛はできる?
A.脱毛は医療行為なので本物のレーザー脱毛はエステではできません。
脱毛に使うレーザーにほとんどが海外からの輸入したものです。
海外で使われている医療機器や薬を治療に使うときには他の書類とともに必ず医師免許が必要になります。

Q. ワキの脱毛でワキガが治るというのは本当ですか?
A. ワキガはワキの毛根にあるアポクリン汗線と呼ばれる皮脂線の存在が一番の原因といわれています。
絶縁針による脱毛では毛根周辺を広く電気凝固するするため、アポクリン汗線の一部も同時に破壊することができ、 ワキガを軽減する効果があります。

Q. アレルギー体質やアトピー肌でもレーザー脱毛はできますか?
A. できます。レーザーは、人の身体に害を与えるものではありません。今のところ、アトピーやアレルギーが悪化したという例はありません。

Q. うぶ毛を脱毛することはできますか?
A. レーザーはメラニン色素の強い太い毛に反応するため細いうぶ毛には反応が弱いので、うぶ毛の脱毛は難しいです。
本数が少なければ絶縁針を使うこともできますが全身となると不可能になります。

Q. 病院で脱毛できると聞いたのですが健康保険は使えますか?
A. 脱毛は医療行為ですが、体毛が生えていることは病気ではありませんので、健康保険は使えません。

Q. 医療脱毛をするなら美容外科より皮膚科専門医が良いのでしょうか?
A. 永久脱毛の治療は医師が各自、自分で脱毛に興味を持って研究している分野です。
「脱毛を専門にしているクリニック」を基準に選ぶことが大切です。

Q. 毛の自己処理はしてはいけないのでしょうか?
A. レーザー脱毛の場合は剃るだけなら構いませんが抜いてしまうとレーザーの効果がなくなります。針脱毛の場合は伸ばす必要があります。

Q. どのくらいで脱毛が完了しますか?
A. 毛周期の関係上2~3ヶ月に一度の照射を行えば、5~6回程度でほぼ完了します。

Q. レーザー脱毛が皮膚ガンとかにつながる心配はありませんか?
A. 皮膚癌の原因となる光の波長は紫外線です。医療用レーザー脱毛の波長は赤外線で、まったく性質の異なる波長ですから皮膚癌になるという心配はありません。
気になるムダ毛はつい自分で処理してしまいがち。でもそれって本当に大丈夫なの? 

・カミソリ
一番手軽な方法です。だたし、すぐに毛がはえてくるので定期的なケアが必要になります。
また、毎日カミソリで毛の処理をすると、皮膚にも負担がかかり、カミソリ負けや毛穴の化膿、色素沈着の原因になります。

・毛抜き、テープ
毛根付近まで毛を抜くことができれば、3~4週間は処理する必要ありませんが、とても根気のいる作業になります。
途中で切れた毛は皮膚内で黒ずみなったり、毛穴の化膿の原因にもなります。

・脱毛、除毛クリーム
痛みがなくので、手軽に脱毛することができます。
化学作用によって表面の毛を溶かします。また人によってはかぶれる場合もあります。

・脱毛ワックス、シート
一度に広範囲にわたって毛根から毛を抜くことができます。
シートやワックスにかぶれて、皮膚が赤くはれる場合もあります。
また、まれに内出血の原因にもなります。
永久脱毛は本当に永久に脱毛され無毛になれるの??

永久?
永久脱毛は、毛が発育・再生する仕組み自体をレーザーや電気絶縁針を使って破壊することで永久に毛が生えないようにするものです。
医療レーザー脱毛が誕生したのが1996年、まだ10年程度しか経過していないため、永久的に脱毛効果がある、とはいう証明はされていません。
しかし、最終照射後6ヶ月経過した時点で発毛がなければ、医学的には永久脱毛とみなされます。

無毛?
うぶ毛も含めて、完全に無毛状態にすることは、大変難しいのが現実です。
電気絶縁針による脱毛の場合、無毛に近い状態にすることは可能ですが、完全ではありません。
また、医療レーザーによる脱毛も、それに近い状態にすることが可能ですが、レーザーはうぶ毛や白髪には効果がありません。
最後の1本まで完全に永久脱毛したい場合は、まず医療レーザー脱毛を行い、残ってしまった毛を電気絶縁針で脱毛するのが効率的です。
毛穴に細い金属針を刺し、高周波や弱い電気を流して毛包を破壊して脱毛します。眉などの細かい部分や色素沈着が強くレーザーでは難しい部位に力を発揮します。

<メリット>
・産毛、細い毛なども脱毛できる
レーザーでは、脱毛できない産毛や細い毛でも、一本一本脱毛していくため、確実に処理することができます。
・レーザー脱毛後の仕上げにベター
レーザー脱毛で処理し切れなかった毛を、針脱毛で確実に脱毛すればツルツルになります。
・肌質を選ばない
日焼けやシミ、アザ、ホクロなどメラニン色素が濃い部分でもしっかりと脱毛することができます。
・狭い部位に適している
ワキやビキニラインなどの狭い範囲に適しています。

<デメリット>
・痛み
針脱毛の最大の問題点は痛みです。針を刺す時や電流を流す時に強い痛みがあります。医療機関では局部麻酔や塗る麻酔を使用することができます。
また脱毛前後はしっかりと冷やし、腫れや痛みを緩和します。
・時間がかかる
非常に時間がかかります。時間がかかるとそれだけ費用もかかってしまいます。
・肌トラブル
ヤケド、内出血、かさぶた、炎症、色素沈着、腫れ、かゆみetc…
針を刺すことで、内出血を起こし、電流を流すことで、点状のヤケドになってしまいこともあります。
・技術が必要
毛穴に針を刺していくため、非常に熟練した技術が必要です。
脱毛したのに全く同じ箇所から毛が生えてしまう場合は、正しく針が刺すことができず毛根が破壊できなかったためです。
・毛を伸ばしておかなければならない
脱毛部位の毛を5ミリくらい伸ばしておかなければなりません。肌の露出が増えてくる時期に毛を伸ばさなければならないのは非常に辛いことです。
脱毛したい部分にレーザーを照射すると、毛根にあるメラニン色素に反応してレーザー熱が周囲に伝わり、毛球部の毛母細胞を破壊することで、毛が生えてこなくなります。

<メリット>
・スピーディー
両ワキならば、レーザーの照射時間は5~10分です。
・広範囲
時間がかからないので、ワキと背中、両膝下や両腕など一度に広範囲を脱毛することができます。
・安全性
痛みは多少ありますが、肌へのダメージはほとんどありません。
敏感肌やアトピー、アレルギー体質の方でもほとんど施術をうけることができます。
・ワキガの軽減
レーザーがワキの臭いの原因であるアポクリン汗腺にも作用するので、ワキガを軽減する効果があります。
・間引きもできる
脱毛はしたいが、適度に毛を残したい方は、毛を全て処理せずに、間引きすることもできます。

<デメリット>
・休止期の毛は処理できない
休止期の毛は成長期になるのを待ってから脱毛しなければなりません
・円照射のため隙間ができる
レーザーは円照射のため、隙間ができてしまいます。隙間にはレーザーが当たらないため効果は薄くなってしまいます。最近では照射面が四角のものもあります。