おじさんぽ~婆々杉 | あかとんぼのブログ

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ちょっとブログの時間軸がずれましたが、休みの日に行った弥彦山の麓。

この日も娘っ子はギリギリの起床の為、車で送り出し。

その後、弥彦山へ。

前回のブログで動画で上げた、大きな杉の樹を目的に行きました。

駐車場から遊歩道へ。

もうこの杉の樹の並木自体が天然記念物となっています。



んで、到着、『宝光院』の奥にあるようです。


『妙多羅天女』にまつわる伝説から『婆々杉』と呼ばれているって書いてありました。

調べてみると諸説あるようですが、新潟県民なので、『弥彦の昔話』【妙多羅天女と婆々杉】を読んでみました。

簡単にいえば、悪行をする老婆から改心して天女になり、悪事を働いた者が亡くなると、死体や衣類を奪い大杉の枝に吊るし、世人にみせしめにして、この大杉を自分の居場所とし、後に婆々杉と呼ばれるようになったとか。

興味があるかたはググってご一読を。

と書いたけど、もしかして知らないのは他県から越してきたオイラだけで、新潟県民の方々なら誰でも知っている様な昔話なのかな。

巨木にまつわる伝説や昔話は調べてみると、面白いし、勉強になります。


松尾芭蕉さんもその昔訪れて、一句読んだとのことです。

凡人なにも浮かばず、一句も詠めません。



手入れの行き届いた、境内のお庭がとてもきれいで、婆々杉へと続く、案内板を頼りに奥のほうへ進む。



境内を抜けると、新緑の木々のトンネル。


そして、階段の先に見えました。

巨木が爆笑




あまり巨木過ぎて、途中の木の幹のところに杉の木でないような枝葉が新しく生えていました。



50:1000 オイラより20倍もの時代の流れを経て生きている巨木の杉。

樹齢が1000年以上の、どの杉の樹を見ても大きくて圧巻であるし、圧倒される。

小さなエゴに囚われ、自分がなんてちっぽけな人間なんだと、自分も自然の一部であることに、改めて気付かされる。

そしていつもどこに居ても、大いなる地球の愛に包まれていること、もっともっと優しい人にならなければ。

天女の様に改心しなければ、吊るされるかも。