アニメ版だけですけど、進撃の巨人を見た。
面白いというより、「容赦ねぇな」という感想が最初に出てくるですね。
基本的に人類側は巨人側に対抗することはできず、ゼロサムゲームさえ許されないという。
延々とマイナスを積み重ねていくだけという、ナンとも絶望的な状態。
単行本の方は結構先まで進んでるらしいので、読んでみようかなと。
とりあえず、今のとこ気になってるのは
■壁の存在
やっぱこれが気になりますよね。どうやってあんなものを作ったのか。
巨人の出現が100年以上前、そこから人類は次々と領土を奪われて壁の中に押し込まれた状態だけど、あれだけの巨大建築物を作るには数百年の時間がかかる。
万里の長城は総延長20,000Km超ということですが、建築は遅くとも秦の始皇帝の時代から始まって明代まで続いた。つまり、1500年以上の時間がかかってる。壁は長城と比べても巨大(特に高さが)なので、数百年でも早いと見るべきで、仮に高度の問題を解決したとしても、2000年はかかるんじゃないか?
となれば、巨人出現後の建造は不可能。
事前に作ったと考えるほうが自然だけど、地球でいう中世の技術水準ではそもそも不可能だと思われる上に、作中での年歴が850年までしか積み上がってない事実。つまり、現文明が誕生してから巨人出現までの750年以内に文明レベルを押し上げて、建築を完了させていなければならない。
仮に技術水準を満たしたとしても、そもそもの「巨人の侵攻に備える」目的自体が存在していない時代に壁を作る意味が無い。対人用というなら、それこそ無用の長物。
という具合に、常識を当てはめるだけでは壁の建築は説明不能。
いつ、何故、を考えても今のところ答えは出そうも無い。単行本では明らかになってるかもしれんけどね。
ただ、「誰が、どのように」を考えた場合には、アニメ1期までの設定を使って説明がつく可能性が2つある。
ひとつは、
誰が=巨人が、どのように=エレンが大岩で門を塞いだように意図して工事を行った
人類に方法が無い以上それ以外の手段が必要なので、やや荒唐無稽ながらもこれは一つの可能性。
とある探偵は言っている「全ての不可能な事象を取り除いて最後に残った方法は、どんなに荒唐無稽であっても真実だ」と。
二つめは、
ウォール教が勢力を広げているように、「神」とされる存在が作ったという可能性。
ただ、神の存在を説いているのは教団だけなので、裏づけない。というか、万能の存在というのが作品にそぐわないと思うので個人的には嫌だな。
「いつ、何故」は皆目分からんけど、どうやって作ったかを説明するには、この2つ以外に無い。新しい設定が出てたら知らん。
ウォール教の方が正解だとすると、考察も何もないけど(全能ですからの一言で終了なので)
巨人が建設する場合、知性・技術が必要になるけど、うーん、難しいかなぁ。やはりトンデモ論かも。
アニが巨人化した時に最初から知性を持ち格闘術を使いこなしていたので、完全にあり得ないとは言えないんだけど、一般の巨人の行動を見る限り厳しそう。アルミンが「巨人には学習能力がある」と言ってたけど。
ただ、巨人には種類がある。よく出てくる量産型っぽいのと、機甲種(奇行種?わからん)、それとエレンやアニのような巨人化した人間。これらが元は同じなのか、そもそもルーツが違うのか。コレは作品の根幹に関わりそう。
そんで、巨人化人間であれば、建築は不可能では無い。
・・・無いけど、絶対数が足りないか。うーん、わからん。
それから壁内に大量の人々・難民が流入してきた時点で、壁内に人が誰も居住してなかった=統治者が存在していなかった、ことはあり得ない。なにしろ、あの壁内で数多の資源を賄えるくらいに豊かな土地なのだから。
大砲の製造に必要な鉄鉱・青銅・硝石は無論のこと、立体機動装置のガスさえも産出する辺り、面積に比して驚異的な豊かさを誇ってる。「どう考えても、最初から人類最後の砦になるように計画されて作られたとしか思えない」
何故、巨人化人間(或いはウォール教の神)が巨人襲来を予見していたのか。
最初に住み着いた人が壁内に来たとき、製作者の巨人達はどこにいたのか?最初の住人達の中で、力のあった者が王政を敷いたと思うが、この時点で巨人との交渉があった可能性は高い。
だとすれば、王家には様々な記録が残っているはず。ただ、それが公になれば反巨人の感情と相まって王家への不信・反乱に繋がる可能性もある。現状でも税負担への不満が大きいのに、王家が巨人と繋がりを持っていたなんて話が知れたら、その真実はどうあれ、大衆は怒りの矛先を王家に向けるだろう。ちょろっと出てきた王はアレだったしな・・・
或いは、王家自体が巨人化人間、もしくはエレンの父のようにその技術を持っている?と考えても色々と辻褄は合う。
いかんいかん、妄想全開で突っ走ってるだけになってきた。
面白いというより、「容赦ねぇな」という感想が最初に出てくるですね。
基本的に人類側は巨人側に対抗することはできず、ゼロサムゲームさえ許されないという。
延々とマイナスを積み重ねていくだけという、ナンとも絶望的な状態。
単行本の方は結構先まで進んでるらしいので、読んでみようかなと。
とりあえず、今のとこ気になってるのは
■壁の存在
やっぱこれが気になりますよね。どうやってあんなものを作ったのか。
巨人の出現が100年以上前、そこから人類は次々と領土を奪われて壁の中に押し込まれた状態だけど、あれだけの巨大建築物を作るには数百年の時間がかかる。
万里の長城は総延長20,000Km超ということですが、建築は遅くとも秦の始皇帝の時代から始まって明代まで続いた。つまり、1500年以上の時間がかかってる。壁は長城と比べても巨大(特に高さが)なので、数百年でも早いと見るべきで、仮に高度の問題を解決したとしても、2000年はかかるんじゃないか?
となれば、巨人出現後の建造は不可能。
事前に作ったと考えるほうが自然だけど、地球でいう中世の技術水準ではそもそも不可能だと思われる上に、作中での年歴が850年までしか積み上がってない事実。つまり、現文明が誕生してから巨人出現までの750年以内に文明レベルを押し上げて、建築を完了させていなければならない。
仮に技術水準を満たしたとしても、そもそもの「巨人の侵攻に備える」目的自体が存在していない時代に壁を作る意味が無い。対人用というなら、それこそ無用の長物。
という具合に、常識を当てはめるだけでは壁の建築は説明不能。
いつ、何故、を考えても今のところ答えは出そうも無い。単行本では明らかになってるかもしれんけどね。
ただ、「誰が、どのように」を考えた場合には、アニメ1期までの設定を使って説明がつく可能性が2つある。
ひとつは、
誰が=巨人が、どのように=エレンが大岩で門を塞いだように意図して工事を行った
人類に方法が無い以上それ以外の手段が必要なので、やや荒唐無稽ながらもこれは一つの可能性。
とある探偵は言っている「全ての不可能な事象を取り除いて最後に残った方法は、どんなに荒唐無稽であっても真実だ」と。
二つめは、
ウォール教が勢力を広げているように、「神」とされる存在が作ったという可能性。
ただ、神の存在を説いているのは教団だけなので、裏づけない。というか、万能の存在というのが作品にそぐわないと思うので個人的には嫌だな。
「いつ、何故」は皆目分からんけど、どうやって作ったかを説明するには、この2つ以外に無い。新しい設定が出てたら知らん。
ウォール教の方が正解だとすると、考察も何もないけど(全能ですからの一言で終了なので)
巨人が建設する場合、知性・技術が必要になるけど、うーん、難しいかなぁ。やはりトンデモ論かも。
アニが巨人化した時に最初から知性を持ち格闘術を使いこなしていたので、完全にあり得ないとは言えないんだけど、一般の巨人の行動を見る限り厳しそう。アルミンが「巨人には学習能力がある」と言ってたけど。
ただ、巨人には種類がある。よく出てくる量産型っぽいのと、機甲種(奇行種?わからん)、それとエレンやアニのような巨人化した人間。これらが元は同じなのか、そもそもルーツが違うのか。コレは作品の根幹に関わりそう。
そんで、巨人化人間であれば、建築は不可能では無い。
・・・無いけど、絶対数が足りないか。うーん、わからん。
それから壁内に大量の人々・難民が流入してきた時点で、壁内に人が誰も居住してなかった=統治者が存在していなかった、ことはあり得ない。なにしろ、あの壁内で数多の資源を賄えるくらいに豊かな土地なのだから。
大砲の製造に必要な鉄鉱・青銅・硝石は無論のこと、立体機動装置のガスさえも産出する辺り、面積に比して驚異的な豊かさを誇ってる。「どう考えても、最初から人類最後の砦になるように計画されて作られたとしか思えない」
何故、巨人化人間(或いはウォール教の神)が巨人襲来を予見していたのか。
最初に住み着いた人が壁内に来たとき、製作者の巨人達はどこにいたのか?最初の住人達の中で、力のあった者が王政を敷いたと思うが、この時点で巨人との交渉があった可能性は高い。
だとすれば、王家には様々な記録が残っているはず。ただ、それが公になれば反巨人の感情と相まって王家への不信・反乱に繋がる可能性もある。現状でも税負担への不満が大きいのに、王家が巨人と繋がりを持っていたなんて話が知れたら、その真実はどうあれ、大衆は怒りの矛先を王家に向けるだろう。ちょろっと出てきた王はアレだったしな・・・
或いは、王家自体が巨人化人間、もしくはエレンの父のようにその技術を持っている?と考えても色々と辻褄は合う。
いかんいかん、妄想全開で突っ走ってるだけになってきた。