先月紹介したベルサガの初見プレイ動画。
やっと見終わったですよ。


あらためて、心底よく出来たゲームだなぁと思いました。
自分も初見の時は、イベントを丁寧に見ていて、そのたびに感動したり、笑ったり怒ったりしたものです。周回プレイになると、ついついイベントは飛ばしがちになるのですが、プレイ動画を通じて、じっくり見る機会が得られたのは良かったですねー。


しかし、本当にイベントの質、いや、物語の質というべきなのかしら。
これが良い。

昨今のゲームはおろか、発売当時(2005年だっけ?)の他ゲーと比べても、演出という点では貧弱極まりないはずなんだけど、それでもなお「やっぱ良いよな~」と思わせられるのは本当凄い。

ゲームの良し悪しにはグラフィックとかムービーは然程に関係しないってのが、ベルサガを触ってると分かってくる。


いや、、、それも違うな。グラフィックもムービーも大事で、それを武器にして表現力を高める手法もアリだけど、そうじゃないベルサガ的な方法でも十分にやれるってことか。

どっちが良い悪いじゃなくて、単に方向性の違いなのかも。




それにしても、初見時の反応ってやっぱ楽しい。

自分も9,10,13章辺りは本気で「こんなん無理やろ・・・」と絶望の淵に叩き落されそうになったわけですが、主さんも同様の反応してましたね。っつか、たぶんほとんどの人が同じような気持ちになったと思うけど。


ただ、残念だったのは、キャラ死亡が多すぎて、イベントがごっそり削られてしまったことかなー。できれば全部のイベントの反応を楽しみたかったですね。

特に8章依頼の「老兵は・・・」とか是非とも見たかった。ワタシ、初見で泣いちゃいましたもの。
あと、イストバルやシルウィスの加入イベントも味わいたかったなぁ。リースとパドルフのやり取りとか痛快だものねぇ。

ダウドのエンディングの最後でウォードが心に思うこととか、アグザルに対するリースさまの配慮とか全てが最高だし、ほんとーに見たかった。


心に残る一本ですねぇ、ベルサガ。
また、こういう職人のこだわりが造り上げたようなゲームに出会いたいものです。


っつか、、ほんとに続編出て欲しい・・・