神奈川県民の10%くらいの興味を引いたであろう話題。


湘南ってどこからどこまで?


記事によると、最も広い定義が「相模湾沿岸全部」。つまり、三崎のマグロ市場がある辺りから湯河原の方までってことかー。

それは流石に無い。。。マグロ美味しいけど。



その昔、おぼろげに「湘南はどこまでが湘南なのか?」を考えた事があるんだけど、ワタシのイメージだと稲村ヶ崎~大磯までかなぁと思った。

鎌倉近辺の由比ガ浜とかは、鎌倉として確立されてると思う。材木座も然り。あの辺りは八幡宮などの古都鎌倉のあれやそれやとセットで十分なブランドだと思う。道歩いてるだけでも、やっぱり何か違うもん。鎌倉すごく良いです。


逗子・葉山は御用邸があったり、マリンスポーツが盛んだったりだけど、それもやっぱり湘南とは別モノと思う。葉山は、湘南の「やんちゃ」なイメージと違って、とても洗練されてるしね。スタバの店舗デザインとかも他の街中のよりオシャレになってる。

そんなわけで、稲村ヶ崎が東端ということにする。オレ脳内。



湘南は「海」のイメージが強いので、西端は海水浴発祥の地である大磯を含めるくらいで良いんじゃないかしら。

江戸期以前は「塩水の中で泳ぐなんて頭オカシイ」という価値観だったらしいけど、明治期に「医学的にすんばらしー効果がある!」として海水浴を浸透させる引き金になった大磯。伊達にロングビーチがあるわけじゃない。「あれプールじゃん!」なんてツッコミは聞かない。


この海水浴を広める上で主導的な立場にいたのが松本良順っていうお医者さんなんだけど、超凄腕だったらしくて、江戸幕府の将軍さまの侍医も務めたそうな。

ワタシの好きな新撰組の土方歳三さん(ついでに近藤勇さんとも)と仲が良かったらしく、土方さんが函館で戦死した後、彼を供養する碑だかなんだかを立てたそうです。