近頃、地球防衛について考えていた。それが色々と変遷して、今や脳内ではスペースコロニー移住問題に発展している。


そもそものキッカケは、何故か思い出したスパロボIMPACTのとある場面である。


百鬼帝国という怪しげな連中が、お約束の世界征服を企んでいたのだ。この百鬼帝国、どうやらゲッターロボの敵役らしい。

そいつらが世界征服をするために、「まず兵器を生産するエネルギーを確保するために、ナントカかんとか(ゲッター線?うろ覚え)を奪おう!」とかいって盛り上がってたんだ。

ワタシは「そこからかよっ!!!」と激しくツッコミたくなった。
世界征服を志して侵略活動を始めたものの、その取っ掛かりがエネルギー確保からというのは、なんという場当たり的な侵略行為なのだろうと。もっと水面下で準備を進めてから旗揚げした方が良いのではないか。

しかもそいつら、幹部っぽいのが3人くらいしかおらず、うち一人は兵器開発の科学者みたいのだった。つまり実働部隊を指揮する立場のやつが二人しかおらん。

これでは仮にエネルギーを確保できたとしても、侵略活動は捗らないと思う。侵略目的地への移動~戦闘~制圧まで結構な時間がかかると思うんだけど、それをたった二人の指揮官で行うというのはキツイ。しかも制圧したからには統治機構を置かねばならない。悪役達が「ウハウハな思い」をするためには人間達から税をしっかりと取らねばならんのだ。

不眠不休で侵略活動に勤しんでも、地球全体を支配するのに何十年もかかりそうだ。過労死しないように気をつけて欲しい。

むしろ、この悪役達がカワイイとさえ思えてきたんだ。


なんて考えてたんだけど、ゲッターチームの面々を筆頭に「こいつはヤバイぜ!!」と盛り上がっていたので、なんか水を差すわけにもいかず。



・・・ということを思い出してしまい、そこから地球防衛について考えることになったんだ。



とりあえず、地球防衛の観点からマズイのが宇宙に向かって電波を飛ばすという行為だ。

何かの本で読んだのだけど、ずっと前に、どっかの科学者さんが地球外生命体がキャッチしてくれればとの思いで、電波を飛ばしたんだ。もし、それを受信する生命体がいて、地球に返信でも来れば、いわゆる宇宙人の存在証明になると。


お返事だけなら良いけど、実際に地球にまで来られたらもうお手上げだよなぁと。恒星間移動まで出来るような文明を持った相手では、地球の総力を結集しても勝ち目は無い。

だから、みすみす地球の場所を教えるのは危険が高いと思う。
もっとも、それだけ高度な文明を有する宇宙人なら、地球を侵略して支配する行為が、どれほど大変な事かも分かると思うので、そんなに可能性は高くないと思うが、日本の常識・世界の非常識という言葉もあるように、地球の常識・宇宙の非常識ということもあるかもしれない。

やはり未知の存在とは恐ろしい。計り知れないだけに恐ろしいと思う。


件の電波は、今も地球外生命体を求めて宇宙を飛び続けている。



つづく、、、、かも。