歩きスマホを規制しよっかどしよっか。

不思議だなーと思う


歩きスマホ、確かに多い。
すごい危ないっつか、こっちが気を使って避けるから無事で済んでるだけというか。

とりあえず、チャリ漕ぎながらスマホとか携帯弄るのはマジで止めて欲しい。



スマホ規制すると、人権を過剰に制約してしまう=通信の自由を侵害してしまうってのが、ネックなんだそうな。

これを読んでで、すっごい不思議に思ったのです。


だって、歩きスマホの人にぶつからないように避けて歩いてる側は、普通に道を歩く権利を既に阻害されてるわけで。そっちの方はイイノカヨって思う。やったもん勝ちの社会ってオカシイと思う。



憲法上には、公道を歩く際の「通行の自由」って言葉は無いのね。それを制限する意味が無いからと思うけど。

同様に通信の自由って言葉もあんまり一般的じゃない。通信の秘密と重なる部分もあるけど、微妙に違っている。

つまり、曖昧なんだと思う。曖昧なんだけど、避ける側は何かの権利を侵害されてるのは間違いない。それを表現する既存の用語が存在していないだけ。



しょーがないから、「公共の福祉」で解決すりゃいいんじゃないかと思ったんだ。



公共の福祉ってやつを簡単に表現すると、

人間が複数いれば、必ず人権がぶつかりあう場面ができる(例:喫煙者と嫌煙者、報道の自由とプライバシー権などなど)。この場合は「クダラナイ事に気を使わないで普通に道を歩きたい人」と「どこでもスマホしたい人」ですね。

こういう対立は、どこかで「妥協」をしないと解決しない。そんで、当事者同士に任せても上手くいかないことが多いし、下手すりゃ血を見る。

仕方ないので公権力で妥協点を決めましょうか、ってのが公共の福祉なんだと思ってる。


赤信号で待ってるときに、隣で歩きスマホしてる人がいたとして。
歩くフリをしたら、赤信号でもその人は歩き始めるんだろうか、などと物騒な心配をしている。

そのうち、それで(作為的な)事故が起こるんじゃないかと。そんな可能性もある。



ともあれ、これは立法の仕事。
早いとこ対策するといい。