地球上では色々な事が起こるもので、島国且つ単一民族国家の日本に居ると、普段は想像しないようなことも起こっている。


ウクライナのなんやかんやのニュースを見ていると、ついつい色々と考えてしまう。



ウクライナと言っても、普段はほとんど馴染みが無くて、ワタシの中途半端にテキトーな認識では、「オデッサ」がある土地だよなぁという程度だ。ファーストガンダムのオデッサ作戦のオデッサである。

っつか、この深刻な話題に対してガンダムの話題を交えるのはどうかと思うんだけど、実際その程度の知識しか無いのだから仕方がない。

ついでに、この問題の焦点になってるクリミア共和国と言えば、クリミア戦争で名が知れていて、ロシア海軍の重要拠点であることくらいは知っている。あとはあれだ、ヤルタ会談があったところ。



で、なんで今問題になってるのかがよく分かってない。なにしろ、興味の矛先が向かっていないので。


ただ、斜め読みしつつ考えてみたところ、

・クリミア自治共和国はウクライナ国内にある
・そんでウクライナからの独立を願っている
・というのもロシア系住民が多いので(だったらロシアに帰れば良いのでは?と思わないでもないが、そこはそれ、相応に複雑な事情があるのだろう)

・ロシアはクリミアの独立を支持
・しかし、当のウクライナとしては独立を阻止したい

ってのがアウトラインらしい。



さらに昨年からの動きとして、

・ウクライナ政府はEUとの貿易(&政治)協定に調印しようと思っていた
・ところがロシアから「それはダメだよ」という風の圧力を受けて断念(ロシアとしてはウクライナにEU側に傾いて欲しくないから?)
・ウクライナの親EU派勢力がそれに反発
・反政府運動が起こる→激化したのでウクライナ大統領は首都を脱出(これがつい先日のこと)


そんで今日になって

「クリミア在住のロシア系住民を保護する」という事で、ロシア軍がクリミアに介入



つまりは・・・どういうことだ?

クリミアの独立運動というのは以前からあって、それが親EU派勢力と結びついて、反政府運動をキッカケに燃え広がったってことなのかな。


よく思うんだけど、個々のニュースがバラバラに存在してて、体系だてて伝えてくれないので"流れ"が分からないことが多いんだよね。

流れが分からないから、原因もよく分からないし。箇条書きでも何でもいいから、分かりやすくまとめてくれりゃいいのにな。それが出来ないなら、ニュースの価値無いし。

事の最初から丁寧に追いかけてりゃ自ずと分かるのかも知れないけど、そんな張り付いてチェックしてるわけにもいかんしなぁ・・・


どこかにはキレイに流れをまとめたモノがあるんだろうけど、そこに辿り着けなきゃ意味無いし・・・リンクをもちょっと親切にしてくれりゃいいんだ。




まぁ、それはいい。


この一連を見ていて思ったのは、「北条時宗ってもっと評価されても良いよなぁ」ということだ。
誰それ?とか言わないであげて欲しい。

あの「元寇」を退けた人である。


過去に日本が独立状態を侵されそうになったのは

・元寇
・日露戦争
・太平洋戦争

この3つだと思ってるんだけど、この3つのどこかで何かが違っていたら、日本という国は全然違うモノになっていたはずなのね。なにしろ、外国に支配される事になっていたわけだから。


とかなんとか言っちゃって、実は元寇がどんなモノだったのかはよく知らないんだけど。


ただ、歴史の教科書では「神風のおかげで退けることができた」的なテキトーな説明しかなかった気はする。

けどねぇ・・・そんな馬鹿な話は無いと思うんだ。
元軍だって馬鹿じゃないんだから、航海する時は天文の観測くらいしてるだろうし、一部が風浪で沈んだとしても、それで継戦能力が無くなるはずもない。


大体、元軍は対馬はおろか九州にまで上陸しているわけで、歴史上初めて受ける異国勢力の侵略に対して、見事に守りきった執権・北条時宗はもっと評価されて良いと思う。


いや、、まぁ、、仮に元軍が九州の一部を制圧したとしても、海を挟んでいるので補給能力が追いつくわけもなく、、、時宗が仮に敗北していたとしても、最終的には勝っていたに決まってるんだけど。。。

日本の国土でゲリラ戦になったら、当時の外国勢力には勝ち目はゼロだけど。。。それを言っちゃ実も蓋も無い。



なんてことを考えてました。