桐条の実験

○桐条の実験って結局何だったの？


・宣告者であるデスは"滅びの塔タルタロス"にニュクスを呼ぶ

・デスは桐条の実験で生まれた？もしくは実験のために集められたシャドウの中にデスがいた？

・タルタロスは10年前の事故の結果出来た。（或いは元々どこかの次元に存在していたものが空間に干渉する力によって呼ばれた？）

・タルタロス誕生の反作用で生まれたのが時の狭間。


桐条の実験の目的は空間・時間に干渉できるシャドウの能力を活用して"時を操る神器"を作ること。順平曰く「野望のスケールが違いすぎる」。


その研究過程でシャドウに滅びを呼び寄せる性質があることを知った桐条鴻悦は、滅びの研究も同時進行で進めさせたけど、時を操る野望を捨てたわけではない。

幾月が岳羽詠一朗を評して「彼だけは"滅び"の研究に熱心だった。滅びの素晴らしさには理解が及ばなかったが」という風な事を言っていたので、時を操る方に力を入れていた研究員も相当数いたと思われる。


時の狭間の性質を聞いたときに最初に思ったのが、時を"操る"には遠いけど、それっぽいよなーと。「"真の鍵"を使えば過去に戻れる」と分かったときに、いよいよこれは神器に近づいたなと思ったです。

こうしてみると、桐条鴻悦の野望は中途半端ながらも成果を挙げていたように思う。"滅び"の実験、デスの招来は岳羽詠一郎によって防がれたものの、神器の実験に限っては一部成功したんだなぁと。実験は失敗だったと言われてるけど、はて、本当に失敗だったのだろうか。事故に巻き込まれて鴻悦自身も死んでしまった点では明らかに失敗だが･･･