ワタシは相当ズレてるらしい。

麻生太郎副総理が、憲法改正に関連しドイツのナチス政権を引き合いに「あの手口、学んだらどうかね」などと発言したことは問題がある?

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ほうほう、こんなアンケートがあるのね、と思いつつ設問を読んでみた。


発言したことに問題があるかないか?

この設問だと「問題ある」が100%じゃねーの?

と思い、自分も問題あるに投票してみた。
初めてこういうアンケートで投票して、ちょっとドキドキしたデビュー戦である。


そして集計結果を見てびっくり。



なんと「問題ない」が優勢じゃありませんか?
え?なんで??



ワタシはどう考えても問題ありとしか思えないのです。

だってさ、この発言のせいで国内外で色々と摩擦が起こってるでしょ。野党の追及を無視するわけにもいかないし、外国からの意見もこれまた無視はできない。なにしろアジア、ヨーロッパからアメリカまで世界オールスターで影響出てるし。

国会始まったけど、そこでも時間使わなきゃいけない。
このニュースが注目を浴びてしまったせいで、他に大事なニュースが報道されてないかもしれない。

自民党は対応のために人的エネルギーも時間も使わなきゃいけない。
そんな事やってる場合じゃないのに。


ハッキリ言って時間と労力の無駄遣い。
これでどうして「問題ない」になるんだろう・・・?



真意だろうが誤解だろうが、そんなんどっちでも関係なくて、たったあれだけの演説でこれだけ各方面に無駄・余計な仕事を増やしてる。誰がどう考えても問題ありだと思う。。。



だけど、ナチスを礼賛が真意じゃないから問題ないんだって。
でも、現実に発生してる損失はどーなの?

それに、"ナチスを反面教師にしろ"って意味で言ってるんだよ!って意見多いんだけど、ちょっと待ってくれ。

今、政権を握ってるのは麻生さんのいる自民党でしょ。
それがナチスみたいな手口をしないようにしましょうって、自分達に言ってることになる・・・んだぜ・・・。政権担ってるの自分達だ・・・から・・・ね・・・

野党の誰かがナチスを反面教師に~って言うならストレートに理解できるけど、この擁護論だと麻生さんは、どんだけ自民党を危険視してるのって話になりゃしませんか。

わざわざ、そんな事を言わないといけないほど、自民党にはヤバイ空気があるって証左になってまうよ。擁護論として破綻してると思う。




ちなみに、麻生さんの演説全文を読んでみたけど、


「よくわかりませんでした」


何を言いたいのかサッパリ分かりませんでした。ナチスを礼賛してるのか否定してるのか、それさえもハッキリ分かりませんでした。

行間を読もうとしたのですが、ひとつの話題が終息する前にアチコチ飛びまくってるんで、ワタシの国語力では理解できなかたー。


だけど、多くの人は「ナチス否定はハッキリしてる」と言い切ってる。
あの文章をきちんと理解できたのが羨ましい。


そして、ワタシは国語が不自由な人の烙印を押されるのだった;;



今の気分は、


しょんぼりはわわ。