ともあれ、W杯出場決定ー。
九分九厘出場は決まっていたとはいえ、それを確定させるのも大変なわけで。


昨日の試合の分析やら何やらの難しいことは頭の良い人に任せるとして、

ワタシ的には


「今野選手、めちゃくちゃイイ!!!!!」

というところでしょうか。


なんでしょうね、位置取りが上手いんでしょうか。
スス~っと現れては相手の攻撃の芽を潰していくような感じ。

昨日の試合に関しては、今野選手と長谷部選手が地味ながらもイブシ銀、つまりワタシ好みの仕事をしていたと思う。


それにしても相手のキーパー、シュウォーツァーさんも凄かったねぇ。。
彼、ずいぶん昔から見てる覚えがあるんだけど、wikiによると代表デビューが1994年ですって。

1994って、、

あとはドイツW杯の日本-豪州戦にも出てたのか。となると、その前後のコンフェデなりアジアカップなりでも戦っていたのですね。

そりゃワタシも覚えるわけですね。




試合後の本田選手の

「期待してないと思うけど、コンフェデ優勝狙ってるんで」

というコメント。なんかすごく嬉しかったな~。
ブラジル・イタリア・メキシコだっけか、予選の相手。

対戦相手を見るに、確かに絶望の香りしか漂ってこないんだけど、それでも自分で「オレらはここまでだ」って線引きしちゃうより100倍良いと思うんで頑張って欲しい。


というか、ワタシは試合の趨勢が決まってしまうまでは、どんな相手でも「もしかしたら勝てるかもしれない」と本気で思っているのです。

試合をやる以上、ピッチの中でどんな事が起こるとも限らないわけで、もしかしたら、もしかしたらって思ってしまう。


似たようなお話で、幽霊はいるかもしれないし、超能力だってあるかもしれない、って思っちゃう。誰一人として無いことを証明できたヤツはいないのだから。



プロ選手ってのが人々に夢を見させたり、希望を与えるのが役目だとしたら、本田選手は本物のプロ選手だなーと思う。

似たような存在では、カズさんとか、ワンピのルフィとか、FAIRY TAILのナツとかもそう。



冷静に考えると、かなり無茶な事言ってるはずなんだけど、
なんだけど…もしかしたらホントにやらかすかもしれない!


って思わせる人。



そして、表題の長友選手のコメント


「僕ら本気でW杯優勝を狙ってる」


サッカーに詳しい人や、現実認識の豊かな人からは「馬鹿言ってないで昨日の試合を冷静に振り返れよ」という声が聞こえてきそうなんだけど。

大人になるというのが、現実と折り合う事を覚えていくことだとすれば、このコメントはまさに子供の夢想と言えるのかもしれない。



だけど、


ワタシのように、現実認識が希薄で常に茫々と生きている人種からすると
よくいった!!!がんばれーーーっ となる。



キャプテン翼で翼君が「日本をW杯で優勝させる!」と言った事。アレは日本サッカーにとっても非常に大きな事件だったと思うんだけど、現実にそのセリフを公開の場で言える選手が出てきたことが嬉しい。



どんな世界でも最後に笑っていられるのは、自分の信念に命を賭けたクソガキなんだぜ

ってどこかの誰かが言ってた。ワタシではない。




ぼくもクソガキでいい。