政治、宗教、野球。

これらについては、あまり話題にしない方が良いと言われている。俗に"リアル社会の三大タブー"と呼ばれているものたちだ。


政治は立場によって真実を変えるもので、他者と分かり合うのにコレほど難儀するものもあるまい。宗教は言わずもがなで、コレがタブーの欠片も無いのであれば、世界は今より数段平和に時を刻んでいるはずだ。


そして、、、、野球。コレは前二者と比べると比較的穏当な話題ではあるのだけど、中には「激アチィ」ファンもいて、そういう人を相手にうっかり地雷を踏むと酷い目に遭う、らしい。

そういうリアル事情やらから考えることもあって、ワタシはシーズンオフ以外にはあまり野球の話題はしないようにしている。ネット・リアル問わず。例外的に「自らの(ベイスターズの)弱さを自虐ネタにする」事はあるのだが、コレは相手に対するリップサービスも兼ねているので、そこは多目に見ていただきたい。



だが、ここでは敢えてタブーを侵してみようと思う。



人は予想だにしなかった事象に出くわすと、往々にして困惑する生き物だと思うのだ。
なぜって、ワタシが近年に無いほど困惑しているからだ。


21勝26敗0分 勝率.447  堂々の3位。


そう、、我が愛しのベイスターズに異変が起こっているのだ。例年であれば、4月の終わりごろには今シーズン終了の声が囁かれ、それでも密かに淡い希望を抱き続けるも、ぼくらの希望は5月を越えることはできない。その繰り返しだった。「今年は100敗いくんじゃね?」と言われたものだ。大きなお世話だ(笑


まー、弱けりゃ弱いで好きなんだけど(笑


勝率.447とは何事か、、、、以前であれば首位打者の打率と良い勝負をしていたはずだ!!
う、、、、嬉しいじゃねぇか、コンチクショウ



もしかすると、、、もしかすると、、悲願のAクラス入りも夢ではないのか。
いや、、期待はするべきではない。。そうそう上手くいくはずが、、、ああ、でも、もしかしたら。。

ああ、、もやもや、やきもき、うんぬんかんぬん (飲んでます



やっぱね、ブランコ選手の加入は大きいね。入るってオフに聞いた時はマジで嬉しかったけど、よもやここまで打ってくれるとは。何がいいってさ、ホームランの数もそうなんだけど、勝負所で打ってるのが良い!!!

なんで中日は彼を手放してしまったんだろうか、わたし気になります。



チーム防御率がリーグワースト(涙)なのを考えても、今年は彼を筆頭に打力でどうにかしているのがよく分かる。中村ノリ選手も期待以上に打ってるし。コレでラミレスが復調してくれれば。。。


個人的には金城選手と多村選手がそこそこ頑張ってるのが嬉しい。この二人はずーーーーーっと好きだったからね。




こうやって、ベイスターズがそこそこ勝ってることを書けるのは、今までメチャクチャ弱かったからに他ならない。


そう、下手な例えで恐縮だが、不良がたまに良いことをすると、「あれれ?実は結構良い人なんじゃん?」という錯覚を起こすアレに似ている。

なんというか、今ならどれだけ勝利を称える文章を書こうとも


「今までが弱すぎたからな・・・」というある種の恩赦を頂けるのだと思っている。




まー、ワタシはクライマックスシリーズってのが、あんま好きじゃなくて、レギュラーシーズンを制覇したチームが日本シリーズに行って欲しい派なんで、そこまでの期待はしない。