日本人はもっと自分たちが幸福であると思っていい。


今日明日にでも餓死しそうとか、そういう人は0.1%もいないだろうし。
なんだかんだで生きていくことが出来るし。

スルメのようにじっくりと、日本人にとっての普通が普通である事を噛み締めてみると、色々な事が分かってくる。

曲はこっち


というわけで日常をノンビリ過ごす曲であります。


こういうのって、激しい曲よりもずっと作るのが難しいと思う。
ゴマカシが一切効かないというのが大きいかもしれない。




歌の上手い友達がいたんだけど、その人は家族に

「バラードは歌わないほうがいいよ、歌唱力バレるから」

と言われていたそうです。



なるほど、勢いとスピードで攻める場合には、聴いてる側も一々冷静に判断なんてしない。そういうもんかもしれない。

それと似てるんだと思う。




将来の心配とか、老後の心配とか、そういう先々の自分がその頃まで生存してる予定での心配って色々あるけど。

時々、すごく馬鹿らしくなりませんか?

ワタシはなります。



世界には今日を生きるのに必死な人がいっぱいいる一方で、とある島国のぼくらは何十年後とかの心配をして今日を不安に生きている。

ワタシも小市民の一員として、やっぱり先々の不安とかいっぱいあるけど。
それでも、時々とても馬鹿馬鹿しい気持ちになります。


不安と馬鹿馬鹿しい気持ちは交互にやってきて、あの手この手で絡め取ろうとするけど、そのたびにアッチへ行ったりコッチへ行ったり。
なんという芯の通ってない人間であろうかと、我ながら情けなくもあるです。



なんてことを作りながら考えていました。