ふと、思いついて。
・上司にしたい戦国武将ランキング
・ペルソナ4
・無人島に持っていく5冊
のどれから書こうかとサイコロ振ったら、戦国武将からどーぞって事だったので書いてみる。
結構前にリクナビでアンケ取った結果がコレ。
1位 織田信長
2位 徳川家康
3位 上杉謙信
4位 豊臣秀吉
5位 武田信玄
6位 真田幸村
7位 直江兼続
8位 伊達正宗
9位 前田利家
10位 明智光秀
だそうです。
個人的には「黒田如水(官兵衛)」をオススメ。
如水は良いですよ。部下に超優しいし、本人もメチャクチャ優秀だし、織田・豊臣・徳川と揺れ動いた激動の時代を上手く泳ぎ切った処世術も凄いし。ランクインした武将達のような危なっかしさが全くない。
黒田家の当主が長政に代替わりした時に、あの後藤又兵衛が「付き合ってらんねぇ」と思ったのも無理はない。如水は上司としてあまりに理想的だ。
大河でやるらしいから、ぜひとも如水の人間性を堪能してくだされ。
さて、一々調べたりすんの面倒くさいんで、うろ覚えの知識で書いていくです。間違ってたらゴメンナサイ。
10位 明智光秀の場合
細川幽斎と並ぶ戦国きっての教養人ですね。
後で触れますが、1位の織田信長は「絶対に直属の上司にしたくない戦国武将No1」なので、光秀が本能寺の変でやらかしちゃったのも無理はないと思う。
ただ、やるからには勝算が欲しいというのが、部下としての本音だ。
その点で、この人はダメだった。せめて姻戚関係にある細川家やら筒井家といった有力大名を確実に味方につけるとか、秀吉が来るまでもっとテキパキ動くとか、せめて戦場諜報くらいちゃんとやってくれというか。中国筋に密偵をばらまいておけば…
本能寺以前の彼とはまったく別人すぎて困る。
つまり、彼はメンタルが脆かったのでしょう。信長の苛烈なイジメで鬱状態になってしまい、後先考えずに部下を死地に叩きこんだという…
上司失格です!!
9位 前田利家の場合
利家さんは結構いいかも。なにしろ彼は運がいい。
能力的には一流とは言い難いものの、まだ中間管理職だった頃の秀吉と近所付き合いがあって、そんなこんなで仲良かったもんだから、大出世して大老になっちゃった。
奥さん(芳春院、"おまつ"の方が通りがいいのかしら)の意見にも割と耳を傾けるし、意見は言いやすそうな感じがします。
若いころは相当なやんちゃだったらしいので、時々ソレの傾向が出るのが不安材料かな。部下としては利家よりも、その子の利長に仕える方が安心できる。利家は一歩間違えば家康と敵対して家を滅ぼしかねなかったし。
その点、利長は良い。ひたすら家康にへりくだって加賀百万石を維持した。カッコ悪いと言えば、カッコ悪いが、組織の維持という観点からは優秀だったと言えよう。
8位 伊達正宗の場合
あんまりよく知らないんだよね、、、この人。。
結果を見れば、土着勢力のまま仙台藩を確立したのは凄いと思う。他の大名と違って"地生え"ってことは、それだけで処世術の高さの証明だから。
ただ、少々オイタが過ぎる事があって、家康が「勝手に攻めるなよ」って言ってるのに、「知ったことか」とばかりに上杉領に侵入するとか、一歩間違うとトンデモナイ事になる危険性を持っている。
戦国武将の場合、こういう山っ気が必要なので無理からぬことなんだけど、会社で上司として仕えるには不安材料にしかならない。
7位 直江兼続の場合
いつぞやの大河で人気が出たこの人。経営手腕は超一流。
関ヶ原敗戦後、会津に移封された(じゃなかった米沢だよ、米沢;;)上杉家は石高が激減してしまったが、それでもどうにか遣り繰り出来るところまで政治を執り行った手腕は素晴らしい。
関ヶ原以前はちょっと評価が難しい。
「銭は汚し」という思想を持っており、お金を不浄のモノとしていたらしい。
経済観念という点では怪しいと言わざるを得ないが、前述したように実際の経営手腕は超一流だ。不思議な人だ。
軍略・行政能力共に当代一流の人だけど、それだけで家康に勝てると思ってしまった短慮がつくづく悔やまれる。石田三成にも共通することだけど、兼続には殿中政治の能力が欠けていたようだ(まぁ、彼は陪臣なのでそもそも資格が無かったんだけど…)。
支店長クラスに兼続さんを戴いた場合、社内政治で後れをとる可能性は高そうだ。
やはり、彼にはイキのいいポストについてもらった方が、部下としては安心できる。
6位 真田幸村の場合
非常に人気の高い彼だが、上司にするのは止めておいた方がいい。
大坂の陣で大阪城に入城した彼は、最初の方こそ勝機を掴むべく方々に献策・説得していたが、やがてそれが実を結ばないと分かったときに、「もう知ったこっちゃねぇ。オレはオレの死に様を美しくする事だけ考えるわ」と匙を投げてしまったのだ。
これは部下にしてみれば堪らない。(当時の価値観は別だったみたいだけど、今日ではね)
幸村さんの場合、そもそも経営手腕を発揮する状況が無かったので、その点の能力は未知数。真田丸という巧緻な小要塞を創り上げた点から、「研究職の方が向いてるんじゃね?」という気はする。
ちなみに、父親の昌幸さんは非常に経営能力が高い。
関ヶ原敗戦後、九度山に幽閉された真田家の人々の暮らしを立てたのは、真田紐の行商やらといった彼の才覚によるところが大きい。
ただ、この昌幸さんは大規模経営が出来るかは謎。生涯を通じて、ずーーっと小大名だったので。
会社の上司にしたら、って設問。結構おもれーかもw
つづく
・上司にしたい戦国武将ランキング
・ペルソナ4
・無人島に持っていく5冊
のどれから書こうかとサイコロ振ったら、戦国武将からどーぞって事だったので書いてみる。
結構前にリクナビでアンケ取った結果がコレ。
1位 織田信長
2位 徳川家康
3位 上杉謙信
4位 豊臣秀吉
5位 武田信玄
6位 真田幸村
7位 直江兼続
8位 伊達正宗
9位 前田利家
10位 明智光秀
だそうです。
個人的には「黒田如水(官兵衛)」をオススメ。
如水は良いですよ。部下に超優しいし、本人もメチャクチャ優秀だし、織田・豊臣・徳川と揺れ動いた激動の時代を上手く泳ぎ切った処世術も凄いし。ランクインした武将達のような危なっかしさが全くない。
黒田家の当主が長政に代替わりした時に、あの後藤又兵衛が「付き合ってらんねぇ」と思ったのも無理はない。如水は上司としてあまりに理想的だ。
大河でやるらしいから、ぜひとも如水の人間性を堪能してくだされ。
さて、一々調べたりすんの面倒くさいんで、うろ覚えの知識で書いていくです。間違ってたらゴメンナサイ。
10位 明智光秀の場合
細川幽斎と並ぶ戦国きっての教養人ですね。
後で触れますが、1位の織田信長は「絶対に直属の上司にしたくない戦国武将No1」なので、光秀が本能寺の変でやらかしちゃったのも無理はないと思う。
ただ、やるからには勝算が欲しいというのが、部下としての本音だ。
その点で、この人はダメだった。せめて姻戚関係にある細川家やら筒井家といった有力大名を確実に味方につけるとか、秀吉が来るまでもっとテキパキ動くとか、せめて戦場諜報くらいちゃんとやってくれというか。中国筋に密偵をばらまいておけば…
本能寺以前の彼とはまったく別人すぎて困る。
つまり、彼はメンタルが脆かったのでしょう。信長の苛烈なイジメで鬱状態になってしまい、後先考えずに部下を死地に叩きこんだという…
上司失格です!!
9位 前田利家の場合
利家さんは結構いいかも。なにしろ彼は運がいい。
能力的には一流とは言い難いものの、まだ中間管理職だった頃の秀吉と近所付き合いがあって、そんなこんなで仲良かったもんだから、大出世して大老になっちゃった。
奥さん(芳春院、"おまつ"の方が通りがいいのかしら)の意見にも割と耳を傾けるし、意見は言いやすそうな感じがします。
若いころは相当なやんちゃだったらしいので、時々ソレの傾向が出るのが不安材料かな。部下としては利家よりも、その子の利長に仕える方が安心できる。利家は一歩間違えば家康と敵対して家を滅ぼしかねなかったし。
その点、利長は良い。ひたすら家康にへりくだって加賀百万石を維持した。カッコ悪いと言えば、カッコ悪いが、組織の維持という観点からは優秀だったと言えよう。
8位 伊達正宗の場合
あんまりよく知らないんだよね、、、この人。。
結果を見れば、土着勢力のまま仙台藩を確立したのは凄いと思う。他の大名と違って"地生え"ってことは、それだけで処世術の高さの証明だから。
ただ、少々オイタが過ぎる事があって、家康が「勝手に攻めるなよ」って言ってるのに、「知ったことか」とばかりに上杉領に侵入するとか、一歩間違うとトンデモナイ事になる危険性を持っている。
戦国武将の場合、こういう山っ気が必要なので無理からぬことなんだけど、会社で上司として仕えるには不安材料にしかならない。
7位 直江兼続の場合
いつぞやの大河で人気が出たこの人。経営手腕は超一流。
関ヶ原敗戦後、会津に移封された(じゃなかった米沢だよ、米沢;;)上杉家は石高が激減してしまったが、それでもどうにか遣り繰り出来るところまで政治を執り行った手腕は素晴らしい。
関ヶ原以前はちょっと評価が難しい。
「銭は汚し」という思想を持っており、お金を不浄のモノとしていたらしい。
経済観念という点では怪しいと言わざるを得ないが、前述したように実際の経営手腕は超一流だ。不思議な人だ。
軍略・行政能力共に当代一流の人だけど、それだけで家康に勝てると思ってしまった短慮がつくづく悔やまれる。石田三成にも共通することだけど、兼続には殿中政治の能力が欠けていたようだ(まぁ、彼は陪臣なのでそもそも資格が無かったんだけど…)。
支店長クラスに兼続さんを戴いた場合、社内政治で後れをとる可能性は高そうだ。
やはり、彼にはイキのいいポストについてもらった方が、部下としては安心できる。
6位 真田幸村の場合
非常に人気の高い彼だが、上司にするのは止めておいた方がいい。
大坂の陣で大阪城に入城した彼は、最初の方こそ勝機を掴むべく方々に献策・説得していたが、やがてそれが実を結ばないと分かったときに、「もう知ったこっちゃねぇ。オレはオレの死に様を美しくする事だけ考えるわ」と匙を投げてしまったのだ。
これは部下にしてみれば堪らない。(当時の価値観は別だったみたいだけど、今日ではね)
幸村さんの場合、そもそも経営手腕を発揮する状況が無かったので、その点の能力は未知数。真田丸という巧緻な小要塞を創り上げた点から、「研究職の方が向いてるんじゃね?」という気はする。
ちなみに、父親の昌幸さんは非常に経営能力が高い。
関ヶ原敗戦後、九度山に幽閉された真田家の人々の暮らしを立てたのは、真田紐の行商やらといった彼の才覚によるところが大きい。
ただ、この昌幸さんは大規模経営が出来るかは謎。生涯を通じて、ずーーっと小大名だったので。
会社の上司にしたら、って設問。結構おもれーかもw
つづく