こんにちは。

寒いですね~。
冬ですね~。

ショベル君がサンダンスに入院中なので
いじるバイクが手元にない。

ってなわけで、武井バーナーをいじることにしました。

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前のブログでもこのバーナーについては書いたけど、
これ、ヒーターにもストーブにもなる優れもの。

しかもね、燃料が灯油なんですよ。
経済的。
いや、経済的なんて、ほんとはどうでもよくて、
灯油式に必要な独特な儀式がすきなんです。

いわゆる予熱作業ってやつです。
これが面倒くさくて、おもしろい。

キャンプって、日常を離れて不便を楽しむもの。
そういう意味だと、灯油式のギアって面白い。

最近、キャンプ道具を灯油ベースに揃えようと思って
ランタンも軍用の灯油式を導入したりしてます。
ま、また紹介しますね。


なんかね、灯油式ギアってハーレーのキャブ車に火をいれる作業に
すごく似てるんですよ。

キャブ車のキックモデルに乗っている人はわかると思うけど、
エンジンを一発で、いかに上手くかけるかって、
気温、気圧、エンジンの冷え具合、キャブのガソリンの混合気の具合、
シリンダーの中の混合気の状態、キャブの種類、そして、いかに
一回のキックで効率よくプラグに火を飛ばすか。
これらの事象を頭にいれてキックする。
これは、バイクごとに癖があるし、オーナーが独自の方法で
エンジンをかける必要は本当に興味深い。

これをうまくコンピューターが計算して最適な状態で
火を飛ばしてくれるのが
いわゆるフューエルインジェクション。
セルを押すだけで一発でエンジンがかかるのは、上記の情報を
一瞬でコンピューターが計算してくれるから。
本当、すごいよね技術の進歩は。

武井バーナーの話を戻すと予熱のための噴霧器がついているんだけど
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これが面白い。調整して灯油と空気をどのうような割合で霧状にするか。

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これはキャンプする場所、気温によって当然かわってくるんだけど、
バイクのキャブ車乗りだと、これは経験でなんとなくうまく調整できる。

しかし、武井の説明書には、この調整はいじらない方がいいと書いてある。
だけど、絶対にいじった方がいいのである。


で、最近のワタクシの武井バーナーを紹介します。

まず、さきほどの噴霧器を簡単に調整できるよう、
調整ダイヤルを導入。真鍮削りだしです。

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これね、ネットで調べたら売ってるんですね~
世の中、同じことを考えている人はたくさんいるってことです。

あと、これ。
圧力メーター。
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501モデルにはついてるのに、301にはついていない。
なんで、これもネットで探し出して買いましたよ。

なんで、301につけないかなー。
絶対圧力メーターないと不便だし、何より機械をいじっている
演出感がなくて、つまんないっすよ。


で、今回新たに導入したのがこれ!
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何に使うかはあとで説明するとして、
インストールしていきます。

まずは、ポンプを抜き取ります。
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これも、キズつけないように、
こんな工具を使います。
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これ、はさみ口がプラスチックになってまして
やわらないネジを傷つけません。
これは、ハーレーのペグ交換でよく使う工具。
普通の家庭にはなかなか無いかもな。笑

で、分解。
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ながー!!笑

で、この部品をインストール。
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ちゃんと、パッキンもついているね。
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で完成。

で、これを接続!!

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空気入れです~!

もともとのポンプは、バーナーが熱せられてくると
熱くて押せやしない。
しかも、ポンピング中本体がぐらつくので怖いのです。

この接続金具のおかげで、タイヤの空気入れがつかえます。

試しに空気をしゅこしゅこ入れてみる。

よし、ちゃんと圧力かかっているね。
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いやー満足満足。


あとね、ゴトクも買いましたよ。