こんばんわ。
Charです。

ついにやりましたよー。オープンプライマリー!

じゃーん!!

photo:01



ネオガレージさん、いつも良い仕事してくれます!!

かっけー!
ど迫力の3インチベルト!!
ボリュームのあるヘリテイジスプリンガーには、
やっぱり3インチで正解!!よいバランスとなりました。

photo:02




メカニカルな外観は、想像以上のインパクト!
これがグルングルンと動き始めると、更なる迫力!!


photo:03



音もたまらない!

乾式クラッチはクラッシックなスプリンガーにぴったり!!

カラカラカラと、乾式クラッチの独特の音!

クラッチを切ったときの、シャリシャリ音も、もー最高。

大型カスタムはやっぱり、満足感も高いね。

で、見た目、音もかわったのは、もちろん、
乗り味も、大きく変わりましたよ~

また、別の機会に僕の感じるオープンプライマリーの
メリット、デメリット等を詳しく書きたいと思いますが、、
ちょっと乗り味について、インプレを。

ネットで調べても、なかなかオープンプライマリーに関する
詳しい記事や、乗り味のインプレなどが存在しないため、
これを機に、オープンプライマリーについて
世の中で一番詳細なインプレを書いたブログにしてみようと思います。

また、次の機会にね。笑


下の写真が、エボの純正プライマリーを開けたときの写真です。

photo:09



リアのプーリーに円盤が
重なっているのが分かりますか?

これがハーレー純正の湿式クラッチです。
プライマリー開けた写真なんて、なかなか見る機会ないと思います。
普段は、プライマリーケースに覆われ、中にはプライマリーオイルが
充填されてるよね。クラッチがオイルで湿っているから、湿式クラッチというわけです。
そして、純正プライマリーは上の写真のようなチェーン駆動となっています。

対して、オープンプライマリーは、このようにプライマリードライブが剥き出し。笑
photo:10




プライマリーケースがないので、もちろんオイルもはいらない。
クラッチがオイルに浸かることがないために、、乾式クラッチといいます。
そして、ほとんどの場合、オープンベルトドライブになります。
(オープンチェーンドライブも存在するけどね。足下にチェーンソーを置いて
走っているようなもの。あぶねー。笑)

そもそもプライマリーとは何か?
プライマリーとは英語で
「最初の」とか「1番の」を意味します。

ようは、1次駆動(1次ドライブ)のことを意味しています。

ハーレーにしか、プライマリーってのは存在しません。

ハーレーは、エンジンから出力された回転運動を
クラッチを介してミッションに動力を伝える1次ドライブと
ミッションから出力されて、リアタイヤに動力を伝える
2次ドライブから成り立っています。

これは、とても珍しいバイクなんです。
(というか、旧式なんです。)

ミッションさえ、載せ変えれば
同じエンジンで色んな種類のバイクができちゃうから
生産効率もよかったんだろうね。

エボは、エンジンとミッションが完全に分離している。
エンジンの造形美が強調されて、これが俺が
エボが大好きな理由なひとつ。


ただ、ツインカムも、スポスタも
エンジンとミッションが同じケースで一体化してるけど、
ケースの中では、エンジンとミッションは分離されているんですよ。

これが、ハーレーが国産バイクとは大きく違う点です。


photo:07




この写真を見ると、ハーレーのドライブトレインがどうなっているか
よくわかりますね。

アクセルをあけると、ハーレーはなぜ、前へ進むのか?
こんなことは、普段は考える必要なんてないんだけれど、
どのように、ハーレーは動いているのか?
これを簡単にでも知っておくと、とても楽しいし、
愛馬にすごく愛着がわきますよ。
あと、トラブルへの対応も的確に判断できるしね!



すごーく、単純に書くと、

Vツインエンジンのピストンのレシプロ(往復運動)が
コンロッドを経由して、フライホイールを回し、
クランクで回転運動にかわり、
その回転動力が、プライマリー(1次ドライブ)を通じて、
減速され、さらにクラッチを通じ、ミッション側に入力され、
変速された回転運動が、二次ドライブ(ハーレー純正はベルト駆動)を
通じて、リアタイアを回転させます。
このようにして、ハーレーは前に進んでいます。

これだけのメカを通して、ハーレーが前に進んでいるとすれば、
これだけ多くの箇所をカスタムして、遊ぶことができるってことを
意味してるんだよね!
う~ん、ハーレーは楽しいバイクだ。


エンジンのことは、省略します。
これを書き出すと、ホントに止まらなくなるので。笑




で、話を戻して、

photo:07



photo:08



上の2つの写真を見比べてみて
エンジン側(フロント側)のプーリーと、ミッション側(リア側)の
プーリーの大きさの比を、比較してみると
オープンの方が純正に比べて、
前後プーリーの外形の大きさの差が大きいことがわかると思います。

すごく、わかりやすくいうと、たとえば純正プライマリーでは
エンジン側のプーリーが今までは2回転して、ミッション側のプーリーを1回転まわしてた
ところを、オープンにしたことで、前後プーリーの内径差がひろがることで
エンジン側が3回転して、ミッション側がやっと1回転することに。

もちろん、3回転した方が、力強くなりますよね。
その代わり同じエンジンの回転数なら、ミッション側のプーリーの回転数が
純正よりも少なくなるので、当然スピードが遅くなります。

これは、オープンプライマリー後の方が、
純正プライマリーよりもローギアード化されたってことを意味します。
(数値はあくまで、わかりやすく説明するための例えですよ。笑)


よって、乗り始めて、まず感じたことは、
低中速の加速がとても力強くなったということ。

ローギアード化されて、さらにチェーンと比べて
伸びがないベルトドライブなので、
よりダイレクト感のある加速感を感じることができます。

ハーレーのベルトはケプラー繊維をシリコンラバーで
サンドイッチ構造にしたもので、強度は金属以上らしいです。
チェーンに比べてほとんど伸びることがないんですよ。

ハーレーのドラッグレースなどで、
ハイパワー化されたハーレーのほとんどは、
プライマリーはベルトドライブ化されています。
チェーンだと、パワーアップされたエンジンの
出力を受け止められないんですね。
あっという間に、ビロビロに伸びてしまいます。

ただし、ローギアードされるということは
デメリットもあり、最高速が落ちることになります。

まあ、これは仕方ない、、
もし不満に感じるようになったら
その時点で対策を考えようと思います。

エンジンチューン以外で
ぱっと思いつく対策は、2つ。

1つ目は、ミッションを純正の5速ミッションから
6速ミッションに載せ変える。
ただ、これはお金がかかる。。

2つ目は、2次ドライブをベルトドライブからチェーンドライブ化する。
純正はベルトドライブですが、チェーンドライブ化することで
リアタイヤのスプロケの丁数(歯車の歯数)を変えることができます。
これが2次ドライブをチェーン化する最大の醍醐味。

スプロケの丁数を減らせば、ハイギヤードするのと同じ効果を得られるわけ。
要は、1次ドライブのローギヤードを2次ドライブのハイギヤードで
打ち消してしまおうという考え。
ただ、これをやると、スピードメーターが狂っちゃうんだよな。
ただ、スプロケもチェーンも安い部品だから、お財布には優しいよね。

他にも方法あるかもしれないけど、まあ時間をかけて
研究してみよう。


あと、乗り味が大きく変わった理由は、
オープンプライマリーにすることで、
純正プライマリーのクランク側のプーリーについている
コンペンセーターが無くなったこと!!

コンペンセーターというのは、トルク変動を和らげるダンパーのことね。
純正ではエンジンブレーキ時のエンジンへのダメージを防ぐために、
このコンペンセーターが組まれています。

コンペンセーターがなくなることで、
よりダイレクトな荒々しい乗り味になりました!

ローギアード化&コンペンセーター除去により
まるでドカッドカッと地面を蹴り進むような、荒々しい加速感を手に入れることが
できたのだー!

乗ってて、すげー楽しい!!

これで、二次ドライブをチェーン化して
リアタイヤのダンパー付き純正プーリーを
ダンパー抜きのスプロケに変えたら、
更なるダイレクト感のある乗り味になるんだろうな~。

想像すると、ワクワクするね。
たまらん~。


さてさて、

ネオガレージさんで、車両を引き取ったあと、
めちゃめちゃうまい焼き肉を!!


photo:05




ゆうちゃん、サラームちゃんと

photo:04




マリオちゃん!

photo:06






楽しい一時をありがとうっ!!

肉、めちゃめちゃうまかったー



よしっ、今日はここまで!!

Char


memo
オープンプライマリー化
ミッションオイル交換
14,880KM


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