おはようございます。

今日も快晴ですね。
午後から東京モーターショーに遊びにいってきますよ~


さてさて、今日は、ハーレーの
V.I.N番号についてのお話をご紹介。

何のこっちゃ。

って思うかもしれないけれど、

V.I.Nとは、Vehicle Identification Numbers のこと。

いわゆる車両式別番号のことです。

ハーレーにはかならず、フレームに
17桁のV.I.Nが記載されてます。


こんな感じ。

photo:01




このV.I.Nにはいろんな情報がはいっているんだけど、

VINを見れば
あなたのハーレーの生まれ故郷が
一発でわかること知っていました?

写真では青いマーカーで、6桁の製造番号を
消してるんだけど、その左隣に
赤いマークをしている「Y』という文字があるのわかりますかね?

この文字が、あなたのハーレーが
どこの工場で生産されたかを表してます。


「Y」はYorkです。

シャアのヘリテイジスプリンガーは、
1998年にペンシルバニア州ヨーク工場で作られたましたよって
ことが読み取れます。
(Yのとなりの「W」が1998年製という意味なのです)

もし
「T」ならTomahawk。
ウィスコンシン州トマホーク工場で作られた車両です。

もし
「K」なら Kansas City。
ミズーリ州カンザスシティ工場製です。

もし
「M」ならManaus
南米ブラジルのマナウス工場製です。
え!!? ブラジル製のハーレーがあるなんて
知らなかったわ。。

そして
「J」と書かれていた場合。
これはJapan。日本製です。

というのはウソで、
「J」は、ウィスコンシン州ミルウォーキー工場製です。


シャアは個人的にミルウォーキー製がうらやましい。

なんでって?

ミルウォーキーは
ご存知のとおりハーレーの本社があり、
ウィリアムハーレーとダビッドソン兄弟が1903年に
ハーレーダビッドソンを創業した地でもあるからです。


ちなみに、あなたのハーレーにも
いずれかの記載があるはず!
(フレーム変えてなければ。笑)

「J」の刻印のあるミルウォーキー製のハーレーに乗っている人、
うらやましい!笑


ちなみに、これらの工場の場所が気になって
グーグルアースで調べてみた。笑


ここがヨーク。 
ニューヨークに近い、都会派工場?笑
ハーレーの社員の半分がこの工場で雇用されている大工場です。
photo:02



ここがカンザスシティ。
アメリカのど真ん中だね!
photo:05



ここが、ミルウォーキー。五大湖のミシガン湖のすぐ近くですね。
誰もが知っているハーレー乗りの聖地。
photo:03




ここがトマホーク。位置的にはミルウォーキーに近いですね。
ググったらね、1961年にハーレーが「トマホーク ボート製造社」を
買収したときの工場を今も使っているそうです。
もともとボートを作っていた工場で、今はハーレーを作っているんですね。
近くに巨大な五大湖があるミルウォーキーはボート工場が多かったのかもね!
色々想像するとおもしろい!
photo:04




そして、ブラジルのマナウス。
すげー!こんなアマゾンの奥地にハーレーの工場が!?
photo:06


アマゾン製ハーレー。
なんか、ワイルドでかっこいいな!


こうやって、自分のハーレーの生まれ故郷をしっていると
意味はなくても、なんか楽しいですよね。

ちなみに、シャアが昔乗っていた
ナイトスターも、ローライダーも
カンザスシティ工場製でした。

あなたのハーレーはどこ生まれでしたか?

Char







*追記
この記事をアップしたあと、ある問い合わせをうけました。

A子さん「わたしのハーレー、Cって書いてあるんですけど。。」

Char「え?Cはないだろー」

A子さんよりV.I.Nの写メが。

Char「ほんとだ!! China?中国製?」

A子さん「最悪。。」


てなやり取りをして、真剣に調べてみると、
下記の事実が判明。

何故か2010年よりここの記号が変更され
[A]がトマホーク、[B]がヨーク、[C]がカンザスシティ、
[D]はマナウス、[E]がイーストトロイとなっていることが
わかった。

なので、2010年以降のハーレーに乗っている人は、
「C」でも中国製じゃないから、大丈夫!笑

ちなみに最近のスポーツスター・シリーズは
カンザスシティ工場で生産されているようですよ。


アメリカのホームページで調べてみたところ、
A = Tomahawk, WI
B = York, PA
C = Kansas City, MO
D = Manaus, Brazil
E = Buell East Troy
N = Haryana India (Bawal District Rewari)

という記載を発見!
もう、今はミルウォーキーでは作っていないのかな。。

注目してもらいたいのが、「N」!
今や
ブラジル製以外にも、インド製のハーレーがあるってことです。


ちなみに、「E」のイーストトロイの場所も調べてみました。
ここです。
photo:07


ミルウォーキーのすぐ近くだね。
今はなき、ビューエルを製造していた工場です。


ちなみに、インド製のハーレーが気になって調べたところ
2ヶ月前のこんな米国の記事をみつけた。


Bawal, Haryana. Notablyの3つの工場があるらしいが
Bawal工場にはミルウォーキーの最新設備を取り入れると書いてある。
てことは、これからインド産のハーレーがどんどん増えてくるってことなの?

しかも、500ccのハーレーがインドで作られるらしい!
ハーレーのCOOが名言しているので間違いないだろう。
インドで作るが、インド向け限定というわけでなく、世界中で販売すると
書いてあるね。

しかも、アップル社が製品をアメリカで設計して、中国で生産しているビジネスモデルのように
ハーレーもDesigned-in-America, Built-in-India(アメリカで設計して、インドで生産する)
と書いてある。。
うわあ、そんなハーレー、、どうなのよ。
でも、価格は間違いなく安くなるだろうから、それはそれで
新たな市場を切り開くのかもしれないね。



iPhoneからの投稿