もう年末モードのCharです。

今日は、昼休みに来年の手帳の取り寄せを
丸の内の「丸善」にお願いしてきました。

Charの愛用の手帳は、以前に記事で紹介した
"QUO VADIS"の"Trip Prestige"
引き続き、来年もコイツに御世話になることに
決めました。

でも、やっぱりお店では取扱がなく、
今年も、お取り寄せとなりました(涙)

入荷をおとなしく待つこととします。


ところで、だいぶ冷え込んできましたね。。

九州生まれで、寒がりのCharは、
今週から、もう通勤にコートを着てます。

いつも天気予報で、15℃をきると
コートを着ると決めているChar

寒いのは苦手。

コートといっても、"Mackintosh"の
ゴム引き生地のため、風除け程度なので、
この季節にはぴったりです。

"Mackintosh"のコートはお気に入りで
今は、ブラックのゴム引き生地と
ベージュのコットンの2着を愛用してます。
なんか、コレを着ると、
不思議と気持ちがパリッとするんだよね。
スコットランド職人の手作り感もたまらない。

Mackintoshと並んでお気に入りなのが
”Aquascutum”のトレンチコート。

これもちょっと、こだわりがあって、
ロンドン限定発売だった細身モデル。
丸の内のSovereign Houseが限定輸入していて
高かったけど、ボーナス出たあとだったんで
勢いで買ってしまいました(汗)
10年着込めば、元とれるかな(笑)


そう考えると、僕の持っている
コートや革靴は、Made in Englandが多い気がします。
(コートはゼニア以外は、全部そうかも。。)


革靴も、英国製が好き。
質実剛健で、イタ靴のような派手さは
決してないんだけど、
履きこんで、味がでてくると最高に格好いい。
グッドイヤー製法だから、ソールを張り替えながら
何十年も履きつづけられる。
最初は涙がでるくらい固くて、
足が痛いけど。。

女性には理解しがたいとは思いますけど
これは、もうストイックかつ、
ダンディズムの世界なんです(笑)

John Lobb 
Edward Green 
Charch's
Cheaney

Char愛用の英国靴達です。

全部、紳士靴の聖地といわれる
イギリスのNorthanptonという街にある
シューメーカーです。
しかも、デザインは全部ストレートチップ!

超シンプルなストレートチップだからこそ
靴自体の作りの良さや、
作り手のこだわりが最も現れるんだよね。

ごちゃごちゃした装飾でごまかせない
デザインですから。

ジョンロブは流石にエレガント。
HERMES資本のJohn Lobb Parisになってからは、
フレンチテイストがブレンドされた、色気のあるデザイン。

ちなみに、エルメスでMade in Englandって
標記のある革靴は、
全部、John Lobb製です。
これも豆知識。

John Lobb Londonは、
John Lobb Parisとは袂をわかち
フルオーダーメイド専門ブランドになったんだけど、
靴好きのCharとしては
いつか、ロンドンでLobb Londonの
オーダー靴を作るのが夢。
(値段聞いたら唖然としました。夢ね。夢。)


エドワードグリーンは、やっぱり
そのコバの張り出しの少ない
スマートなデザインと、履き心地が最高ですね。
ラスト(木型)の豊富さは、ここの右に出るものは
ないだろうな。
僕はラスト82のCウィズ(ウィズってのは靴の幅のこと)
がお気に入り。 Charの足にぴったり。
グリーンのCウィズは、日本で輸入をしているのは
新宿の伊勢丹メンズのみ。
バーニーズや、ストラスブルゴでさえ取扱いがないんです。
このラストを提案してくれた、伊勢丹メンズの
シューフィッターさんに感謝。
ホント、吸い付くような履き心地。

チャーチは、最近
プラダに買収されてから、質がガクンと落ちた気がします。
でも、アジアに唯一のCharch'sの直営店が
香港(流石もと英国)にあるんですが、
ここのシューフィッターは凄腕で最高でした。
でも、肝心の靴の質は、値段の割には、、
疑問です。はい。

チーニーもプラダグループに属しており
チャーチの弟ブランド的な存在。
でも、僕はチーニ-の方が好きかな。
この造りで、しかも5万円以内で買えてしまう
リーズナブルな英国靴は、
なかなかないと思います。


そんなわけで、スーツには英国靴を!


あ、でも
"Alden"は例外。
アメリカ靴ですが、その履き心地の良さと
何といってもコードバンの独特の光沢が
最高に格好よく、超愛用してます。
海外出張のときは、だいたいオールデン。
Vチップとフルブローグを愛用中。

フルブローグは、4年前にバーニーズで1足だけの
運命的な出会い!しかもウインターセール対象品!
何と、30%オフ! バリーラストのCウィズでサイズもぴったり。
色はもちろんN.8(ダークバーガンディ)
奇跡でした(笑)

でもオールデンの日本での販売価格設定
高すぎだよね。
アメリカなら半額ですよ。半額。
代理店さんは、もちょっと考えて欲しいなあ。

Santoniなどのイタ靴、
お家芸のマッケイ製法も、コバのはみ出しが
小さくて、色気があって、スタイリッシュなんだけど、
履きこんでくると、。。
英国靴とは違って、なんかミスボラシくなっていく??

イギリス靴は革が固い
⇒履きこむには忍耐が必要。でも、馴染むと最高の履き心地。

イタリア靴は革がやわらかい。
⇒履き心地が最初から良い。でも型崩れしてきます。。

この違いは、その土地の牛さんたちの
食生活が違うからといわれてます。


でも、女性ウケは
絶対にイタ靴に軍配が上がるんだろうなあ。
イタ靴は、本当に色気があって、お洒落です。

でもCharはストイックかつジェントルな英国靴が好き。

007のジェームスボンドだって、
劇中では、ジョンロブ履いてるからね。



ところで。。。


なんで、そんなに
靴にこだわるのかは、女性から見ると
理解不能だと思いますが、


なんかね、
おまじないみたいなもんなんです。


職人達の想いが込められた
かっちりとした革靴を履いて、仕事に臨むと、
びしっと気合が入るというか。。

自然と背筋が伸びるというか。。



人生の大半は、スーツ着て革靴を履いて
過ごすでしょ?

だから、そこには
こだわりたいんです(笑)

単純。単純。

あとは、海外で仕事をする機会が増えて
靴の重要性を本当に実感したというのも
理由です。

特にヨーロッパのビジネスマン、
靴は磨き上げて、商談に臨みます
文化の違いだね。

ビジネスで、ホテルで、レストランで
本当に足元を見られる。
履いている靴で、案内される席が違う。

日本では、ウソのような話ですが、
欧州では、当然のことなんですね。

でも、まずは、
その職人さん達が、魂を込めて作った靴を履くに
ふさわしいような人間にならないとね。


(注)Charは靴屋ではありません。