エホバの証人は輸血を禁止しています。


輸血すると組織から排斥という追放処置となり、家族とも会話禁止の処罰を受けるのです。



最近はメディアで叩かれるのが怖いのか、政府からカルト認定受けるのが怖いのか、

輸血は個人の決定です、

って言うようになって、



はい?はてなマークはてなマークはてなマーク真顔

イヤイヤ、紛れもなく、輸血禁止は強制された、

個人的に決定しちゃイケナい、

命令事項

という分野に該当しますよね?

だって処罰がありますからね?



って恐らく、現役信者でさえ突っ込みたくなるメディア解答に元信者の私も、もれなく呆れましたよ。




私はエホバの証人を辞めて10年以上経過しました。

輸血拒否する教理も、勿論、もはや信じていません。



この度、卵巣癌の手術をすることになり、当然ですが輸血の必要性の説明を受け、自己血を貯血しました。


しかしながら

私の手術は7時間30分に及びましたが,自己血輸血せずとも無事に終わったんです。



ですが術後に貧血気味になった為、術後3日後に手術の為に採っておいた自己血を投与しました。

なので、エホバの証人が禁じている自己血輸血を私は受けたのです。





さて、私の母や姉は現役でエホバの証人です。

夫の親族も同じく。


こんなに大きな手術を受けたのですから、輸血の問題があるのは分かっているはずです。


手術は22年の夏でしたので、安倍さん事件後ですが宗教二世問題が本格的に持ち上がる前でした。




結論から言うと、

現役信者である私の家族も夫の家族も、

輸血の問題には一切、触れませんでした。



手術前に、

輸血はどうするのか?


あるいは、

手術後に

輸血はどうだったのか?



そんな会話があっても良いはずだと思いませんか?



私は、多分、聞いてくるだろうなぁ、なんて思いながら

身構えていたのですが、


現JWの家族からは全く輸血の会話が無かったのです。



なんて言うのか、もう辞めて10年以上経って組織に戻る気配のない人間に、

ガン、などというビックリするような病気になった人間を前に、

輸血すんな、

などと言いたくない、


今更、排斥になられても困る。



そんな雰囲気だと思います。




私は母や姉がどう思っているのか確かめたい気持ちも少しあって、


私の血液型、何だったと思うー?


なんて吹っ掛けてみたんです。


私は昭和生まれだというのに、生まれた時に血液型を検査してもらってなくて、この度の検査でようやく自分の血液型を知ったんですよ。



えー?何やったー?


O型のプラスだって。


母:やっぱりなー

    (母がO型で未信者父がA型)

姉:えー!そーなーん!そーやったーん!

    (姉はA型)


ウヒャヒャヒャ!! やっぱりアンタの性格はO型やんなー、

アハハ!!キャハハ!

意味不明の笑い合い。



・・・、

何がおもろいねん!


という、何とも平和なやり取りの会話。



夫の家族も体調を聞いてくるだけで、

何も言ってきませんでした。





もしまだ自分がエホバの証人を続けていたら、輸血拒否の説明を主治医にしてたんだろうなぁ、とか思うと、



あー、ホントに、

エホバの証人を辞めて良かったー!!


って思います。



この未来の為に私はエホバの証人を辞めたのかも。

とか思っちゃうくらいです。



エホバの証人のかつての友人たちの中にも

これからがん患者が増える未来があるなら、



本当に、心から、

一分一秒でも早く

エホバの証人を辞めて自分の命を守って欲しいです!