卵巣癌3C発見について書きます
◯◯◯レディースクリニックへ行って、
採血と子宮がん検査の結果が出るまでの2週間の間も不正出血は続いていました。
処方された薬、女性ホルモンの補充剤を飲めば不正出血は止まると言われていたのに止まりません。
・・・そうなると
それまでは考えなかった考えが初めて頭の中をかすり始めました。
まさか、、、私、、、、、ガンなんちゃう?
なんかおかしくない?、、
しかし、やはり、まさか。
私がガンなんかなるわけがない。だってガン家系じゃないし。
(余談ですがその3年前に40代の従姉妹が乳がんになった時に親戚中の間で皆、うちはガン家系じゃないのに何故?と首を傾げていたのですが、私も癌になり、ガン家系の仲間入りという事になるのでしょうか)
・・・
んー、
やっぱりガンではないよなー、
とにかくもう、ワタスは更年期なのだろうなぁ、トホホ。みたいな考えと、
イヤイヤ、もしかすると
もしかしてガンかも、、、という思いが
ぐるぐるし始めていました。
そして、2週間後に検査の結果を聞きに病院へ。
案の定、ヤブ医者は
「子宮ガン検診の結果は問題ありませんでした。」
と言う。
私は、
だよねー、 まーガンではないよねー、
良かったー!心配して損したー!
(卵巣癌とかいう選択肢がまるで無かった私の頭ん中、おバカさんよね)
「それで、、血液検査の方なんですがね、、、」
血液?ナニなに?何か問題あった?と思うドキドキ感。
採血結果表を広げて、
「女性ホルモンの量が分かるんですが、その量なんですが・・」
と表の数値をペンで指すヤブ医者。
ハイハイ、減ってるって言いたいんでしょ、分かってますがな、わたしゃもー、今日は
あなたはもう、婆さんです!
という宣告を受けるつもりで来ましたからどうぞ。
ってな心構えで。
「女性ホルモン量がすごく多いんです。」
は?
「30代の女性ホルモン量です」
え?減ってるから不正出血あるんちゃうの?どういうこと?
子供産んでないから?体内に女性ホルモンを貯金しまくってるって事?
そんな混乱😵💫してる間にヤブ医者はサラーっと、
「まー、更年期っていうのは女性ホルモンが増えたり減ったりして乱れるから不調が起こるんです。処方した薬で出血は止まったと思いますが〜〜、、」
私 「いえ、止まってないですけど。」
「んー、まー、様子見て頂いたら止まるでしょうね、また何かありましたら来てください。」
で終了するヤブ医者。
え?それだけ?薬の処方もなし?何かありましたら来てくださいって、血止まってないけど?これ以上の異常って何ですか?
という心の突っ込みに呆然としつつも、
アホな私は女性ホルモンが30代の量と言われて密かに喜んでいた
その病院の帰り道に
結果聞いたら直ぐに電話してよ、と言って心配してくれていた夫に報告した。
あのね、女性ホルモンが多いらしいわ、やっぱり更年期だって。って伝えると、夫は全然喜んでなくて、(当然ですね)
「そんな診断間違ってる!絶対に病気やからそれは違う!別の病院を今すぐに探し。」と言い張っていた。
そうかなぁ?だって私がまさかガンなわけないやん、そんなに心配せんでもこれが更年期ってもんやん。・・
と思っていました。
もしかしてガンかもという不安がかき消されて、バンザーイ!私は若いのだ〜!などと喜んでいました。
人は信じたい事を信じる生き物なのだとしみじみ思います。
でも夫の忠告を聞き入れ、再度婦人科探しをする事にしました。
そして
次は正真正銘、デキ医者と巡り会えました。
デキ医者?←そんな単語ない?
ヤブ医者の反対語は名医らしいですね。笑!!
ヤブ医者と名医の違い、まとめ。
(あくまで私見です)
1,名医の予約は2ヶ月待ちだった!
何と,サイトを見ても2ヶ月待ちだと書かれていて、電話してもそう言われたのですが、「出血が続いているとかの症状がありますか?」と向こうからドンピシャで言い当ててくれて、(占い師のようですね)そうです!と言うと、2週間後に予約入れてくれた。
2,名医の診療のコンセプトは「検査」に重きを置いていた。
病院のサイトには色んな内容が書かれていますが、名医のサイトは病因を発見するためにどれだけ検査を重視してるか、という内容。
一方、ヤブ医者は、VIO脱毛もやってます!とか、ミレーナの装着やってます!とかを売りにしたサイト作りになっていた。
・・・
今更ですが、ちゃんとWEBサイトの作り方から病院選びをするべきだったと思います。
3,名医はエコー検査(内診)がとても長かった。
前記事にも書きましたが,ヤブ医者のエコー検査はピカーっと蛍光灯が光輝く明るい検査室で、座って一瞬で、あっという間に終わりました。
一方名医は、検査室も薄暗ーくしてくれて落ち着いてあの股開き椅子に座る事ができました。そして、ゆっくり、慎重に、何度も確認するように診てくれます。おまけにエコーの画像も共に共有してくれて、「右の卵巣か卵管の辺り、ここの部分です、ここに異常があります。痛くないですか?大丈夫ですか?」と解説しながら画像は白黒でよく分からないのですが、誠実に説明してくれました。
4,名医は直ぐに貧血の有無の確認。
名医は不正出血が続いてるとの症状からその場で直ぐに血液検査のヘモグロビン値を出してくれて、貧血になっていないかを確認してくれました。
一方ヤブ医者は、血液検査の結果は2週間後に聞きに来てくれ、との対応。貧血の心配など微塵もしてませんでした。
・・・
そして、名医の診断。
結果、大きな病院に直ぐに行ってくれと初診で診断してくれて紹介状書いてくれて、
2日後に総合病院へ行き、癌が見つかる流れになりました。
とても後悔なのは、
私はちゃんと
最初に名医を選んでいれば、2ヶ月早く癌を発見出来たという事です。
そしたらステージ3C期じゃなかったかもしれない、
夫はずっと何ヶ月もそれを言い続けて悔しがっていました。
卵巣癌というのは進行してからでないと発見出来ない癌らしいので、2ヶ月早くても遅くても、もしかしたら結果は同じだったのかもしれません。
でもヤブ医者は本当に罪深いと思うのです。
テレビで病気特集とかしていると、
異常を感じたら直ぐに病院で専門医に診てもらってください、
とか簡単にいいますが、
その専門医がヤブ医者なら、
何の意味もありません。
医療ミスはメディアなどで取り上げられる事もありますが、
診断ミスでステージ3の癌を発見出来ない医者はどうしてスルーされてるのでしょうか。
どうして何のペナルティもなく、
のうのうと医者を続けられるのでしょう。
自分の看板に、
私は薬を処方するだけしか出来ない程度のレベルの医者だと自分のレベルを掲げて欲しいです。
私はエホバの証人というデタラメのヤブ宗教に騙され、子供時代からの人生を棒に振りました。
今度は命そのものを左右する病気にかかり、ヤブ医者の診断のままほったらかしにしていたら文字通りもう既に死んでいたかもしれません。
その不誠実さで人の人生が天と地ほど変わってしまう事をもっと真剣に考えて欲しい。
切実にそう思います。