(株)天野産業の細やかなサービスを調査!CSR活動など地域に貢献する企業

株式会社天野産業では、人や地域、社会など天野産業と関わりのある様々な存在への貢献の心を持ち、ともに発展していくことを重要視しています。

また、女性や高齢者も活躍できる社会の実現を目指した雇用や、環境・品質に対し高水準のクオリティを維持することなど様々な取り組みを行っています。

今回は、天野産業が実践している細やかなサービスや地域への貢献、品質や環境への配慮などについて紹介していきます。

(株)天野産業のCSR活動にかける想いとは


天野産業は、自社の社員だけではなく、会社をとりまく地域や社会などのこともよく考え、活動を行っています。天野産業が実際に行っているCSR活動を紹介します。

寄付活動


2011年に起きた東日本大震災などの被災者救援や地域復興等のための寄付を行いました。この貢献に対して、2014年に日本赤十字社金色有功章を受賞、2015年に日本赤十字社金色有功章と厚生労働大臣賞を受賞しています。
寄付活動|株式会社天野産業寄付活動|株式会社天野産業
画像引用:株式会社天野産業公式サイト

その他、2021年には山武市内の全16小中学校にテントを1張ずつ寄贈しています。これは、学校行事で使用するテントが慢性的に不足しているという情報からの寄付活動だそうです。

2022年には引受手数料の一部で物品を購入し、学校等に寄贈するという「地方創生私募債」を発行するなど、様々な方向性から地域への貢献を実践しています。

ボランティア活動


地域社会への貢献として、各種ボランティア活動も積極的に行っています。

「ゴミゼロ」を合言葉に行う地域のクリーン活動だけではなく、2011年の東日本大震災では会社のトラックを使いスタッフを派遣。現地での支援活動を行いました。

2019年の台風20号においても災害復旧ボランティアを行っています。このボランティアには当時の社長を含め社員20名が協力しており、企業のトップである社長だけではなく株式会社天野産業で働く社員も地域や社会貢献への意識が高いということがうかがえます。

さらに、地域の小中学生が安心して通学できるよう、通学路でガードレールが未整備となっている場所にガードレールを設置するなど子供の未来を考えたボランティア活動を多く行っていることも天野産業の特徴のひとつと言えます。

避難訓練・AED講習


天野産業では災害や緊急事態が発生した際、自分のことはもちろん人命救助にも対応し、迅速に適切な行動を取れる人材を育成するため、避難訓練やAED講習を定期的に行っています。

避難訓練を定期的に行っている企業は多いかと思いますが、全ての社員が定期的にAED訓練を行う企業はまだまだ少ない印象です。こういった人命救助のための知識をしっかり身に着けていることも、天野産業の社員が積極的に災害ボランティアに参加していることに繋がっているのかもしれません。

仕事体験


近隣の小学生や中学生向けに社会科見学として工場見学やお仕事体験を受け付けています。見学の際には、専属のファクトリーガイドスタッフが天野産業での仕事をわかりやすく説明してくれるため、有意義な体験ができます。
仕事体験|株式会社天野産業
画像引用:株式会社天野産業公式サイト

(株)天野産業の品質・環境におけるこだわりとは?


株式会社天野産業は、お客様に対して質の高いサービスを提供し続けられるようにする、また、従業員のパフォーマンスを向上させるため、品質マネジメントシステムISO9001(品質)を本社にて取得しています。

また、同じように環境に対しても意識を高く持ち、産業廃棄物を減らす努力やリサイクル信念を的確化するという信念のもと環境マネジメントシステムISO14001(環境)を本社にて取得しました。

ここでは、天野産業が大事にしている「品質」と「環境」へのこだわりを紹介していきます。

品質への取り組みについて


高い品質を維持するために株式会社天野産業が取り組んでいる3点を、それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.回収物の適正な回収、計量


天野産業は、事業者から買い取った資源をリサイクルしています。電線や有価物を買い取らせていただく際、従業員は「高価なものをお預かりしている」という認識を持って業務に取り組むよう徹底した教育を行っています。

また、その認識のもと軽量時に双方の確認業務の徹底や回収時の品物の積込方法などマニュアルを交えて回収部の指導者が定期的に指導を行っています。

2.製品の品質


天野産業では、製品の品質を高く保つため、加工方法の基準化や出来高管理のシート化を行って自社での加工精度を管理しています。さらに、不適合品が出来てしまった場合には個別で面接指導を行うなどアフターケアも万全に行っています。

また、機械管理責任者を選定することによって機械動作の一定化を保ち、安定して高品質な商品を生産できるよう努めています。

3.ISO9001の認証取得


国際標準化機構(International Organization for Standardization)が発行する品質マネジメントシステムの国際規格、「ISO9001」を取得しています。

「ISO9001」では、お客様が望む良い製品やサービスを継続して提供するための仕組みが管理されているかどうかが取得の基準となっており、天野産業はこれらの課題をクリア出来ているということが証明されています。

環境への取り組みについて


続いて、株式会社天野産業が環境について取り組んでいることを4点ご紹介します。

1.木製ドラムのリサイクル化徹底


天野産業が回収した木製空ドラムは、安易に廃棄せず徹底したリサイクル化を図っています。補修し再利用できるものは綺麗に補修加工し、使い込まれ補修が難しいものに関してはパーツを解体分別して、提携業者と協力しチップ材にします。

2.省エネ走行の実施


天野産業のドライバーは、待機中のアイドリングストップはもちろん、効率的な走行を心がけています。また、車両そのものに関しても定期的なメンテナンスを行い安全管理の徹底を図っています。

3.品物の分別および適正な管理


工場では、資材の取り扱いには細心の注意が必要となります。天野産業では、ケーブル銅線の取り扱いは社内ルールに従って適切に分別し、管理しています。また、ケーブルの被覆材や木製ドラムは置き場を定め、一定箇所に集積しています。

その他にも雑品等の取り扱いについては品物の特徴に応じて分別や管理を行っており、環境に与える影響を最小限にできるよう努めています。

4.ISO14001の認証取得


品質の方で紹介した「ISO9001」とならびISOが発行する環境マネジメントシステムの国際規格、「ISO14001」を取得しています。

「ISO14001」では、企業の活動にともなって周囲の人々や自然などの環境に対して悪い影響を与えていないかということが取得の基準となっています。

天野産業が普段から「環境への配慮」に対して真摯に向き合っており、万が一悪い影響が見つかっても速やかに改善できるシステムが構築されているということが証明されているのです。

まとめ


株式会社天野産業が提供している細やかなサービス、とくにCSR活動や環境・品質に対する取り組みを紹介しました。

天野産業が行うCSR活動は様々ですが、とくに子供たちの未来の手助けをするような取り組みが印象的でしたね。

また、国際標準化機構が発行する品質マネジメントシステムの国際基準「ISO9001」と環境マネジメントシステムの国際基準「ISO14001」どちらも取得している天野産業は、ただ単に製造効率だけを追及するのではなく、普段から品質や環境にも気を配っている企業であることがわかります。社会的に信頼できる企業だと言って良いでしょう。