職場でのストレスが原因でうつ病エアコン 取外し などの精神疾患になり、2010年度に労災認定を受けた人が308人に上ることが14日、厚生労働省のまとめでわかった。

 過去最多だった08年度よりも39人多く、最多を更新した。労災申請者も1181人と前年度より45人増えて2年連続で過去最多だった。増加の理由について、同省では「精神疾患で治療を受ける抵抗感が薄れたことや、労災の対象になることが認知されたことも要因の一つ」としている。

 精神疾患が原因で労災認定を受けた人を年代別でみると、30歳代が88人で最も多く、40歳代が76人、20歳代が74人だった。職種別では、医師や研究者などの「専門的・技術的職業」が73人とトップ。認定者のうち、精神疾患を患った理由では、勤務時間の長時間化などの「仕事の量・質の変化」が67人と最多で、職場での嫌がらせやセクハラの「対人関係のトラブル」が65人で続いた。

東京電力エアコン 取外し は13日、福島第一原子力発電所で、協力企業の60歳代男性作業員が、放射性物質を取り除く全面マスクのフィルター部分をつけ忘れたまま、屋外で約2時間作業していたと発表した。

 内部被曝(ひばく)量は2・3マイクロ・シーベルトで、経済産業省原子力安全・保安院は、「放射性物質の取り込みはほとんどない」としている。

 フィルターはねじ込み式で、マスクの両頬の位置に取り付ける。男性作業員は3日から原発で働いており、13日は午前8時半頃から、2号機の取水口をコンクリート製の板で塞ぐ作業をしていた。作業を終えて同10時半頃に免震重要棟に戻った際、フィルターがついていないことに気づいた。

 作業前、防護服のフードと全面マスクのすきまをテープで目張りする際、フィルターを取り外してそのままにしていた。2人1組での指さし確認などはしていなかった。

福島第一原子力発電所の事故エアコン 取外し から3か月となる11日、各地で「脱原発」を訴えるデモが行われた。

 警視庁によると、11日午後、東京・新宿区で行われた「脱原発」を訴えるデモには、約3300人が参加した。また、東京・渋谷区でも「エネルギーシフトパレード」と称したデモが行われ、家族連れら約1000人が原子力エネルギーから自然エネルギーへの転換を訴えて行進した。

 東京都内では11日、9か所で脱原発デモが行われたが、特に混乱はなかったという。