先日、ちょっとした集まりのオンライン飲み会に参加しました。

この集まりは同じ地域に住む日本人の会で、年齢層も下は20代前半から上は70代まで。今回は14人ほど集まりました。半年に一度ぐらいの集まりなので、近況報告をしたり和やかな雰囲気で2時間ほどおしゃべりしました。

 

そこで60代の二人が、「去年は癌が見つかって治療していました」と報告されていました。お一人は胃がん、もう一人は僕と同じ直腸癌。

 

胃がんの方は胃の上部を切除したため、食道と胃の隙間が狭くなってしまった、とのこと。そのためによく噛まないといけなくなった、とおっしゃっていました。

 

直腸癌の方はあまり詳しく話されていませんでした。終始、直腸が今までどれだけ重要な役割をしてきたか、と話されていました。同じ直腸癌体験者として色々と聞きたい気持ちもありましたが、僕はこの集まりでは一部の人にしか自分の直腸癌を話していません。なので、何も聞きませんでした。

 

さてさて。僕は4年半前に癌が見つかった時に、ご近所の一部の方にしか公表しませんでした。自分が入院や治療中に子供の送り迎えとか、協力が必要な時にお願いできる、信頼のおける方のみ。

 

その方々でも僕が話をしたときはショックを受けられて、僕がもうすぐ死ぬ、と思ったようです。沢山の人に心配をかけたくはなかったし、大騒ぎになっても嫌だったんですよね。

 

でも今回のお二人は普通に話をされていて・・・、これは既に治療が終わっているから気軽に話せるのか、それとも60代という、年齢的にも癌が見つかりやすいから、周りはあまりビックリしないだろう、という前提なのか・・・。

 

そういう状況で、公表しない僕は何なんだろう?公表した方がいいのかな?・・・なんかモヤモヤして・・・いや、でもこれは僕の選択なんだし別に気にしなくていいよな・・・と思ったり。

 

なんか色々と考えちゃいますよね~。

 

さて今日の写真です。我が家のガレージにある、洗濯機と乾燥機。

アメリカでは洗濯物をベランダに干す、ということはしません。アパートにも各部屋に置いてあったり、共同のランドリールームがあったりします。大学の寮にもランドリールームがありました。