FLUOROSCOPIC CONTRAST ENEMAというのを和訳するとどうなるのか、全くわからず。調べてもいい言葉が見つからなかった。とりあえず、術後の大腸内に造影剤を入れてX線で調べる、というもの。

 

予約は2時30分からだったが、血液検査をするように言われていたので、1時間前には到着。ここの病院のラボ(血液検査をするところ)はかなり混む、と聞いていたので。。。が!行ってみると待っているのは僕だけで5分ぐらいで呼ばれて、5分で終了してしまった。

 

X線検査まで時間があるので、ロビーで小説を読みながらのんびり。15分前にチェックインするように書かれていたのでちょうどに到着。で、呼ばれたのは2時50分ぐらい。相変わらず、ここの病院は予約の時間をいつもオーバー。まぁいいか。

 

最初に広めのトイレで服を全部脱いで手術着に着替える。そしてX線の検査台の上に仰向けで、何もない状態でX線撮影。その後、他の看護師や医者が来て、肛門からチューブ(カテーテルって言っていたかも)を挿入。バルーンになっているらしく、中で膨らんだらしい。よくわからないけど。あと、それと一緒に造影剤も入っていたみたい。

 

横に寝たり、「30度ぐらい傾いて」と言われたりしながらX線撮影。仰向けになったときには頭のすぐ隣にモニターがあり、僕の大腸から肛門にかけて、S字結腸がなくなってまっすぐに肛門に伸びているのが見えた。

 

今回は意外と痛みはなかったが、やっぱりおしりの穴から何か入っているのは違和感がある。出したい、けど出しちゃいけないし、普段使ってないので、力も入れられない。

 

検査が終わってからは着替えをしたトイレに直行し、肛門から入った造影剤を放出。でも力が入れられないので、自然に任せる感じで。

 

なんとか落ち着いたら、服に着替えて終了。ナースに出口まで送ってもらう。「まだ造影剤は出る?」と聞いたら、「今、歩いていて出そうな感じ?そうでなかったら大丈夫よ」と言われ安心してお別れ。

 

でも建物を出るときになって、出る感じがしたのでトイレに直行。まだ造影剤が少しでた。

 

帰りの車は大丈夫だったが、帰宅後すぐにトイレへ。今後は造影剤というよりも大腸の液みたいなのが出た。これが30分~1時間に一回ぐらいで出てくる。量はそんなに多くない。いやぁちょっとキツイ。でもストーマ閉鎖手術をしたらこんな感じなんだろうな、と思った。それなら予行演習としてちょうどいいか、とも思い開き直る。

 

次の日の会社帰りの車の中で電話が鳴った。執刀医のアシスタントから。「昨日のPET/CTと今日の検査で、とりあえず縫合部からの造影剤の漏れとか、その他の異常は見つからなかったので、このまま予定通り7月18日にストーマ閉鎖手術をします」と言われた。よかった、よかった。