癌摘出完了 一時人口肛門の開始 | 直腸癌闘病日記

癌摘出完了 一時人口肛門の開始

数多くのコメントありがとうございます<(_ _)>


数週間後に医師から手術の内容や病理検査の結果等の
詳細な報告がありました。

病理検査の結果は他臓器への転移は認められない
リンパ節への転移もなし、血液に若干見られるが
問題はないであろう。
進行状態はSTAGEⅡで5年生存率は90%です。
直腸癌の場合末期でない限り殆どが手術で根治します。
STAGEⅡの場合は抗がん剤投与の必要もなし


この説明時に手術の写真なども見せられました・・・
肛門をぱっくり開いているところとか・・・
はっきり言って自分で手術が終わってみるのは
いいのですが第三者が見ると卒倒物です。
妻はそれを見てかかなり弱ってました^^;


私の体から癌は消えました。(5年間の術後健診はあります)
これで癌との闘いは終了です。

ただし、ここからは後遺症との闘いになるのでした。


術後はまずICUに入ります。
そこで3日間ハーレム状態(!)が終了したら次は
個室です。個室は約1週間いました。
そして一般病棟(4人部屋)へと移ります。

麻酔や痛み止めが優秀なのか激しい痛みはありません。

私の場合は一時的に人口肛門を設置しています。
術後の経過は全く問題なしですがこの人口肛門のための
器具(ストマー器具)のつけ方等を覚えなければ
退院はできません。

付け替えは大体3日~4日に一度というペースです。
つまり、入院の後半は体は回復し付け替えを覚える為に
入院しているという状況ですごく暇でした。


人口肛門について少し追記します。
一般的な永久人口肛門は外に出す(出ている)腸管は1つです。
手術後の一時的な人口肛門の場合は後でつなげるので
元と先で2つの腸管が外に出ている状態となります。
私の場合、体の上(食べ物が流れる)方の管は回腸から
引っ張っています。その為 半消化状態の水に近い便となります。


次回は人口肛門設置中の状況について書きます。