キャリアチェンジは学卒からのスタートを覚悟しなければいけない。
この年でのキャリアチェンジはきついのは承知のうえ。
学卒上がりから這い上がって行く覚悟でのリセットだった。
アルバイトで貯めたお金で当分は資格取得に専念するつもりだったので
生活は悲惨を極めた。
人気テレビ番組・「銭金」に出られそうな悲惨さだった。
東京にもかかわらず２万５千円と安アパートで風呂なし。
テレビなし、ラジオ、ＣＤ、ＤＶＤなし。
洗濯機もレンジ、冷蔵庫、エアコンなし。
車なし、バイクなし、自転車なし。
ガス会社とは契約すらしてない。
唯一あるのはパソコンのみ。
この状況の中で資格取得の学校に通う傍ら一日１０時間の猛勉強をしていた。
はかどらない場合は図書館、図書館開館時間外はマクドナルド。
漫画喫茶もよく使った。
ガヤガヤしているのは一切気にならなかった。
資格取得までの（努力）必要所用時間が２００時間と聞いていたため
やたら勉強時間数にはこだわり、２００時間をクリアするころには
当然知識も身につくし、心の支えになっていた。
電気を止められた時はファミリーレストランを利用した。
勉強を兼ねるのでボストンバッグに本を詰め込みファミレスで
ドリンクバー注文、
１２時頃まで勉強、後はそのまま朝まで寝たものだ。
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