作業所に行って「頑張ってます!やりがいがあります!」
という方、いらっしゃったらすみませんm(_ _)m
私は作業所が大嫌いでした。
低工賃で、高利潤な場所なのです。
通所することにより、事業所に補助金が出る、
しかも、どう頑張っても工賃は上がらず
世の中の人たち、周りの人たちから置いて行かれる感が
半端な状態ではありませんでした。
あのシステムって貧困ビジネスではないのかと
時々考えてしまいます。
しかも、サボったりすると今後に響くと
保健師などから言われる始末でした。
しかし私は何かと理由をつけて
「体調が悪い」と
作業所をかなりの勢いでサボっていました。
「どうしたのかな?」と児童を思いやるが如く
思いやる職員でした。
(どーもしないけどw)と思いつつ
「○○が痛いんです」
「生理痛で…」
などと意味の分からない言い訳をして
「そうか、それは大変だ。お大事にね」
と言われ、
(何が大変なんだw)と
ある意味心が疲れ果て、電話を切っていました。
なぜか自治体の広報誌や
マスコミなどに掲載されるのが好きな事業所でした。
「みんなが頑張っているところを見せるんだよ」
などと、所長がニコニコしながら言っていましたが
このデジタル時代、データは永遠に残ってしまいます。
私は契約書に
「写真等の掲載はお断りします」と
一筆書いて、マスメディアの掲載をできるだけ避けました。
そんな時代に、写真やVTRに残すのは言語道断です。
取材などが来て、ニコッと笑いポーズを決めたり
作業風景を撮られる利用者のみなさんは、
ピュアであり、無知だなと感じずにはいられませんでした。
私はずっと、作業所を信じていませんでした。
「こんなところにいるんだ…」
と、いつも思っていました。
自分の居場所だと考える人には、
大変失礼な話かもしれませんが
心ここにあらずでした。
「作業所に行かなくてもいいよ」と
主治医の口から出た時、
目が輝いたことは、否定できません。
いい人がたくさんいましたし、
職員も親切でしたが、
私としては、居るべき場所ではありませんでした。

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