就労移行支援のメンバーさん向け勉強会。今回のテーマは「面接に向けて準備しておくこと」でした。
「面接に向けて今から準備したり、練習したり、考えておくことはどんなことでしょうか?」
10月には障害者就労の集団面接会があるので、そのことも頭に入れて考えてもらい、意見を発表してもらいました。
・ナビゲーションブックの準備
・面接で質問されそうなことを考え、その答えを整理しておく(例えば自分の病気や障害のこと、また自己PRなど)
・面接時の服装や身だしなみ
・志望動機
・リカバリーでしている作業について、相手に説明できるようにする
・面接時の言葉づかいや礼儀作法
…等々、様々な意見が出ました。
上記の中で、今回は「リカバリーでしている作業について」を掘り下げて皆で考えました。
リカバリーでは常時20種類程度の作業があり、毎日様々な作業に取り組んでいます。
たくさんあるので、それを相手にどのように伝えるか?整理しておかないと難しいですね。
内容をわかりやすく説明することはもちろんですが、その中で、どのような作業が得意なのか?また、苦手な部分はどのように工夫や努力をしているのか?などを具体的に伝えることが、自己PRにつながります。
私も職員として勉強会に参加させてもらいながら「なるほど!」と思ったのですが、
「得意なこと」ばかりがPRポイントではないんですね。
「苦手なこと」が1つもない人なんて、きっといません。
その苦手に対し、どのように向き合い、取り組み、あきらめずに頑張っているか?
そこをアピールすることで、真摯な姿勢が伝わったり、「そんな風に工夫ができる人なんだな」と思ってもらえたり。
そう考えると、「苦手なことがある」というのは、全然悪いことではないんだな~なんて思いました。
面接に向け準備していくことはまだまだあるので、皆で一緒に考えていきます