第3回 移行支援の勉強会では、「就職するための強みを考えよう」をテーマに意見を出し合いました。
メンバーさん達それぞれに、「自分にはどんな強みがあるか?」考えてもらったのですが、最初はなかなか意見が出てきませんでした。
自分では「できて当たり前」と思っているようなことでも、実は当たり前ではなく、十分アピールできることもたくさんあるのです。例えば、「生活リズムが整っている」、「リカバリーに休まず通所できている」なども立派な強みです。
職員からそのように話をすると、次第にメンバーさん達からも、「これも強みかな」と挙がってくるものが多増えました。
あるメンバーさんからは「困った時に相談する人や場所がある」という意見が出ました。
この"相談する人"や"相談する場所"とは、リカバリーのことだそうです。
たしかに、「相談する人や場所がある」ということは、困難にぶち当たった時、その壁を乗り越えていくための大きな強みとなりますね。
就職するまでの間に、1つずつ強みを増やしていって、「自分は就職してもやっていける!」という自信につなげていってほしいなと思います。