こんにちは。リカバリーハウスもお盆休みが明けて昨日から通常営業です。
今日は月に1回の勉強会の日です。
まずはNさんのお題・・・
数年前までフィリピンに住んでいましたが、家族の事情で日本にやってきました。
リカバリーハウスには昨年春頃から通所しています。
当初は日本語を話すことはもちろん、聞いて理解することも難しかったNさんですが、この一年でだいぶ日本語がわかるようになってきました。
そんなNさん、「みんな(他のメンバーさん)とも話ができるようになりたい」という気持ちを持っています。
今日は、みんなが協力できることやNさん自身が取り組むことをワイワイ話し合いました。
終盤は、メンバーさんの質問に答えながら、Nさんの即興の「フィリピン講座」です(笑)
Nさんはこのお盆休みに家族で海に出掛けたそうですが、フィリピンの海はゴミがたくさんあってとても泳げないそうです。
主食は日本同様、ご飯だそうですが、お菓子も含めて色んな料理も日本の方が美味しくて、将来も日本で生活していきたいそうです。
続いてのお題は「作業中の雑談について」・・・
作業所によっては、作業時間中は完全に「私語厳禁」としているところもあるようですが、リカバリーハウスでは開設当初から「雑談OK」としてきました。
その理由は、精神障害を抱えた方には人とコミュニケーションを取るのが苦手な人も多かったり、今まで引きこもりがちだった生活から些細なことから人との交流ができたらいいな、作業だけでなくコミュニケーションの一種の練習の場であってほしいな、といった希望もあって「作業中も雑談OK」でこれまでやってきました。
でも、メンバーさんも増えてきて色んな仲間がリカバリーハウスに来る中で、改めてメンバーさんの意見や考えを聞いてみようと思い、今月の勉強会で取り扱わせてもらいました。
メンバーさんの色んな経験を持ち寄った結果、3つのプランで多数決を取ってみました。
①おしゃべりが多くなると工賃が減ってしまうので、作業時間中は一切黙って、作業優先!プラン
②①と③の真ん中、「適度に」おしゃべり^^プラン
③工賃はどうでもいいのでみんなで楽しくおしゃべり♪プラン
結果・・・意外なことに?②が大多数でした。
だけれども、「適度に」てのが一番難しいですよね・・・メンバーさんは茨の道を選んだわけです(笑)
でもお互いの様子を見ながら作業できると結果的に効率が上がることも出てくると思います。
みなさんの職場ではどうしてますか?^^