気温が上がったおかげで洗濯物が減った。

 

尿漏れ防止パッドを抵抗せずつけてくれるようになった。

こちらが回収のコツを覚えたためトイレを詰まらせる頻度が減った。

たまに見つからないとき恐怖におびえる。

 

敷布団の洗濯のコツを覚えた。

新しい洗濯機の槽が大きいのもよかった。

 

習慣だった歩きに行ってくれることがある。

自分でコースを歩いてドアまで戻ってこれる。

ただし歩き方が変わった。

歩幅が前より狭い。

スピードも遅くヨロヨロはしないが腰を少し曲げた後ろ姿が老人にしか見えない。

コロナの前は腰が曲がっておらず速歩きにはならないが普通の歩き方だった。

腰が曲がっていると言うと、腰が痛い真顔、という。

 

認知症の症状はほぼかわらない。

自分でテレビのリモコンをとってつける。

 

こちらは隔日で眠れない日がある。

夜11時に寝ても一睡もできず3時過ぎにあきらめる。

もしかして本当の自分は認知症患者で徘徊中かもしれない。

 

 

どこにいっても何をしても誰からも蔑まれる。

そんな自分が生きていることが一番困る。

本当に小学校の時に死ねばよかったと思わない日はありません。

そのほうが誰のためにもよかった。

まだ生きていて本当に申し訳ございません。

花が咲いて役目を果たした植物が枯れていきます。

生きているという罪の意識で気分が悪くなります。

 

さようならと書ける日はいつでしょうか。

生きていて本当に申し訳ございません