生活習慣病を良くしよう!!
■フリーター生活6日目
フリーターになって6日が経ちました。
今日も今日とて、働いてきました!!特に問題も、クレームもなく恐ろしいくらい順調に稼いでおります!
しかし、それはあくまで生活費を稼ぐため・・・私の目的は健康コンサルタントになることで、認知症をはじめとした難病のサポートをすること!!
つまり、私は今のアルバイトに「こだわり」はありません。
そう聞くとネガティブに聞こえますが、実はこの意識がアルバイトないしは、仕事を長続きさせる秘訣なのでは?と考えるようになりました。
■仕事でこだわりを持つこと
私は前職にて、介護職員として老人ホーム・デイサービスで働いていました。
入社当初は、施設の先輩に付いて仕事を覚えていきます。
この時には、日々の業務を慣れるために精一杯だったので、自分が仕事上での「こだわり」を持つことはありませんでした。
経験を積んでいき、毎日の仕事を卒なくこなす頃には、「こうすれば、より良くなるのでは?」と考えるようになりました。
私の場合は「認知症の方々を縛り動きを制限するよりも、ADLを向上させ認知症治療を促すことの方が、介護の量を減らすことができ、老人ホームから自宅に戻ることができるかもしれない」
介護施設で働かれている方々は、「こいつは何を言っているんだ?認知症は治らないだろう!第一治療は介護職員の仕事じゃない!」と思われるかもしれません。
私がいた施設ではそうでした。
しかし、「リコード法」を初め、認知症治療は日々の生活を改善することで進めるものばかり、つまり、日々の生活を支える介護職員こそが、認知症治療の一番近くにいる存在であると考えています。
そして私は前職にて「介護職としてADL向上を目指すと」いう「こだわり」を持ちました。
しかし、それを同僚・上司から受け入れてもらえずに、一人でこだわりを押し進めた結果。退社するに至りました。
■こだわりを持つべきか??
介護職から離れた理由にこの「こだわり」が大きく関わっていることはわかっていて、それが正しいことだと私は信じています。
しかし、同僚や上司を説得できなかったことが悔やまれるのも本当です。
結果的に、一人の力で老人ホーム・デイサービスにて認知症改善はおろかADL向上さえも、できませんでした。
私は「こだわり」を仲間に伝えることができませんでした。
なら、いっそのことそんな「こだわり」を捨てて、周りがすることを真似て、流されていくことの方が断然楽だと考えることもあります。
しかし、できませんでした。
私の話を聞いて理解し、応援してくれた人がいるからです。
それは紛れもない老人ホーム・デイサービスを利用される方々です。
私が書籍から学んだことを、利用者にお伝えして、どうしたら良くなるかをできるだけ噛み砕いた内容でお話しする。
「寝つきが悪い」「足が冷たい」「体に力が入らない」という、利用者の声に耳を傾けて、通常業務以外に足を揉んであげたり、寝たままできる筋トレ方法をお教えしたり、寝る前に深呼吸を数回するよう促したり、ホワイトボードを出して認知症の利用者に連想ゲームを一緒にしたり・・・
それで笑顔になってくれる方々が、一人でもいるなら私は間違っていないと思えました。
「こだわり」も持つことは悪いことではないけれど、周りからの理解があって初めて成立するのだと思いました。
私は利用者からの理解は得ましたが、同じスタッフからの理解は得られなかったということです。
■今のバイトで
私は今、介護とは全く関係ない仕事をしています。
そしてその仕事に「こだわり」はありません。
ただ、日々の業務をこなすだけです。
同じバイト仲間たちは皆良い人で、私自身彼らに何の不満もなく、気楽に仕事についています。
「こだわり」を持たず仕事をするというのは、無気力に思われるかもしれませんが、別にこれも悪いことではない。
誰かに迷惑をかけるわけでもなく、むしろ日々の仕事をすることで社会に貢献しています。
しかし、これに「こだわり」を持つと景色は一変するのでしょう。
今まで、「いいか」と見過ごしてきたことが目につくようになり、それを他者にも協力させようとする。
そして、その職場は崩れていくのでしょう。
しかし、誰かの「こだわり」が多くの人の間で、共有され共感されれば、いつか「当たり前」になると私は考えています。
そんな力が自分にあれば・・・と考えてしまいます💦
「認知症治療が載っている書籍」
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