好敵手 | 錆びた歯車

好敵手

本当の友。


言うなれば好敵手。


しかし、今はもう居ない。


私が手の届く範囲には。


あいつは私の前を進んでいた。


私は背中を追いかけていた。


それがいつも通りの構図だった。


でも奴は居ない。


私が見えるとこには。


実はさっきの分かれ道で、私は左に、奴は右に歩を進めたんだ。


今はもうお互い1人ぼっち。


でもいつか必ず合流できる。


それは明日かもしれないし、数年後かもしれない。


そして今私が一番悔やんでいることは、6月6日、奴からの携帯に出なかったこと。

そして今心底恥じていることは奴の気持ちを汲み取れずに今まで親友面していたこと。


2008.06.09 私の親友は姿を消した。