ご覧頂きありがとうございます。
茨城県小美玉市にある菊池建築さんで外観は数寄屋造り,内観は洋風の注文住宅を建てました。
注文住宅の忘備録としてブログをはじめました。
和風建築や手刻みに興味がある方の参考になれば幸いです。
2022年9月1日着工
2023年3月25日引き渡し
新築工事のついでに埋め込み散水栓を立水栓に変更しました。変更した理由は割愛します。元々が埋め込み水栓のため,当然受け皿がありません。そこで受けをDIYしました。
和風の石を受けにし,その周りを大谷石で囲います。和風の石は鎖樋で余ったものを,大谷石は親の塀の一部が壊れた時に廃棄せずに取っておいたものを使いました。
まずは何故か埋まっている大谷石を撤去(矢印の先)
使えそうな大谷石を運んで仮置きします。既存の石に合わせたことと,大谷石の幅が広すぎることを考慮して,通常のものよりも大きな面積にしました。
横からみると当然形が合っていないので加工が必須です。
上から
理想的には既存の石の形に合わせて大谷石を加工します。ただし,大雑把に加工することにしました。主な理由は,攻めすぎて失敗した場合に直しがきかないこと,失敗すると立水栓とその手前の石(2枚目の写真の一番大きな石)の間隔が短くなりバランスが悪くなること,真剣に加工すると少なくとも1か所で1時間はかかる見込みで酷暑の中実施するのは危険だったこと,の3つです。
取りあえず掘ります。10cm以上埋める予定でしたが,大きめの石が埋まっていて撤去するには写真右端のホースが乗っている大きい石も撤去する必要がありそうでした。
そこで大谷石側を加工しました(赤丸)。これは加工途中なので実際はもう少々削っています。
加工に使用したものはタガネとハンマーです。
石が埋まっていたこともあり,地面を5cmぐらい掘って面倒臭くなったのでこれ以上掘るのをやめました。掘った後は,【大谷石と既存の石が干渉する箇所を削る→大谷石を置いて水準器で水平を確認→部分的に掘る又は盛る→その場所を踏んで転圧→大谷石に乗って圧をかけ,水準器で水平を確認】を繰り返します。
3個の大谷石の水平を確認します。大体合っているので大谷石の囲い作業を終了しました。本来は水糸を使うべきですがそこまでこだわりませんでした。
写真をよく見ると完全に水平がとれていないものもあります。例えば左上です。大谷石は塀の一部が壊れたもので,水準器を置いている面は多少の凹凸があります。そのため,【大体合っている】状態で作業を終了しました。
いい写真ではないですが,囲いの作業終了後。
DIYで水受けの作業する方は,通常レンガ等で囲っていてレンガ同士の隙間はモルタル等で固めています。しかし,今回は使用しませんでした。理由は,地面に浸透させるように設計したこと,面積が大きいのでそもそも隙間から漏れる前に浸透するだろうこと,モルタルを買っても余ることが明白で処理や保存することの考慮が面倒なことの3つです。
砕石を投入します。砕石は新居に隣接する畑に交じっていたものや,新築工事の盛土に交じっていたものを取り除いて集めました。
最後に和風の石を投入して完了です。
正面から。正面の石の左側(矢印のあたり)が削れています。そこで左の石の高さは正面の石の上面(赤線)には合わせず,左の石(青線)に合わせました。この辺は好みの問題でしょうか。
横から。既存の石と大谷石の隙間がありますが(赤丸),理由は上述の通りです。赤丸の下の方は,隙間が数センチ程度と広すぎたため土で埋めてありますが,個人的にはかなり気になります…。土でなくて石で埋めた方が見栄えが良かったです。
全景。和風の石の量が多すぎました。4袋購入し,合計3袋投入した時点で多いと思いましたが,残り一袋の使い道が無かったことと,返品が手間だったので使ってしまいました。
やはり囲いの大谷石の幅が広めです。幅を狭める方法として,タガネとハンマーで割ることが挙げられますが,上手くいくか分からないので取りあえず止めました。
大谷石の周りがほぼ土でかっこ悪いのでそのうち砂利を敷きます。
ちなみに,ニップルを青の樹脂製からメタルニップルに変更しました。これは変更して正解でした。
気になる点が二つ。
一つ目は,そのうち受けの中に土が入ることです。受けよりも高い位置に土があるので,雨が降ったときに石と石の間から流れてくると思います。2か所あります。何年かに一度,受けの中の石を取り出して洗い,土を捨てるなどの作業が必要そうです。
二つ目は,囲いと立水栓の位置関係です。一番右の囲いは擁壁に平行になるように測りましたが,立水栓自体がそれに対して反時計回りに少し回転しています。選んだ業者が良くなかったのか,それとも担当者が良くなかったか,実は大谷石が擁壁に平行になっていなくて立水栓は反時計回りに回転していないとか…。
下がイメージです。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。














