ご覧頂きありがとうございます。

茨城県小美玉市にある菊池建築さんで外観は数寄屋造り,内観は洋風の注文住宅を建てました。

注文住宅の忘備録としてブログをはじめました。

和風建築や手刻みに興味がある方の参考になれば幸いです。

2022年9月1日着工

2023年3月25日引き渡し

 

漫画収納用の本棚を作成したので忘備録です。

 

対象寸法は幅113×高さ176mm程度の少年誌などの漫画です。

 

作成理由は,注文住宅の計画で漫画の収納を殆ど考慮していなかったこと,既製品では収納効率が悪いため自作しました。

 

収納効率が悪いの意味は,空間を有効に使えないことです。具体的には,本棚をクローゼット内に入れますが,既製品では奥行きの8割程度しか使えないこと,既製品では多少奥行が広いことです。

なお,自作といってもホームセンターで木材買い,切ってもらったものを組み立てただけです。

 

 

ホームセンターで購入したものは棚板柱(アウトレット品),棚板(910×300×18mm),桧(910×9×15mm)。棚板と木材はクローゼットの奥行ギリギリの740mmぐらいでカットして頂きました。

 

 

棚板は18mmでもカットしてもらいました。カット後は18×300×18mmです。4辺の’バリ’は,やすりがけをしてきれいにしました。

 

 

ビスと釘も購入

 

ボード釘を使って棚板に桧を固定します。桧はストッパーで,本棚の一番上と下は一方のみ固定しました。

 

 

ボード釘の間隔は適当です。両面から釘を打つ板の場合は,表側と裏側で釘が当たらないようにしました。

 

 

キャスターも購入。クローゼットの壁に干渉しないぎりぎりのサイズ,耐荷重がある,安価なものを選定しました。

 

 

適当にけがいて穴あけ

 

 

固定完了

 

 

これで作成終了の予定でしたが一部追加作業。

 

 

いきなり収納済み。このままだと漫画が落ちそうなのでカットした棚板(2枚目の写真の部材)を追加。あまりギシギシにいれると漫画が取り難く,追加した落下防止の棚板の跡が漫画につくので余裕をもって入れています。

 

ちなみにカットした棚板の代わりに,(漫画の表紙や裏表紙が見えないように)板で左右を完全に塞ぐことも検討しましたが,クローゼット内への収納なので通気性を重視しました。

 

 

収納状況です。クローゼットにギリギリ入りましたが,右側にしか入りません。左側に入れるとビスの頭(1mm程度出てる)が引き戸の扉と干渉してが閉まりません。計算から抜けていました。なお,取っ手は収納力が落ちるのでつけませんでした。

 

漫画は300冊以上入りましたが,全部入りませんでした。もう一組作成するかもしれません。ちなみに材料費は13000円程度だったはずです。5段にすると収納力が上がりますが倒れやすくなるのでしません。

 

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。